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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062920087
作品紹介・あらすじ
文明開化が謳われる明治初年、時代を象徴する最先端技術として鉄道は日本に登場した。交通や流通、産業を飛躍的に発展させた近代化の牽引車ともいえる舶来の技術に、人々はどう対応し、どのような苦難を乗り越えてわがものとして、そこにはどんな人間模様が描かれたのか-。鉄道史研究の泰斗が鉄道の受容と発展を通して活写する、近代日本の横顔。
感想・レビュー・書評
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2014.04.22 日本の鉄道の歴史を読みたい。
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新書文庫
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160109 中央図書館
蒸気機関というのが実用化されて、まだ程ない時期に、極東の島国で商業鉄道がみるみる間に建設された。江戸の息吹がまだ残っている時代に、全国の鉄道網ということをイメージしプロジェクト化した、明治の指導者たちの、馬力と先見の明にため息。 -
明治期の日本が鉄道というインフラを受容していった過程の物語。まだ鉄道建設を外国に頼らざるを得なかった黎明期に関する章は、エピソードに事欠かず素人にも読みやすいが、全国への路線拡大期や国有鉄道の成立期に関する章は、やや論文調で一般読者が読むには敷居が高いと感じた。
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