古代エジプト 失われた世界の解読 (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062922555

作品紹介・あらすじ

ヒエログリフ(神聖文字)、スフィンクス、死者の書…。
本書一冊で古代エジプトがわかる、概説書の決定版。

どのような国土にどのような人々が、どのように暮らしていたのか。紀元前三〇〇〇年あたりからアレクサンドロス大王に征服されるまでの二七〇〇年余り、三十一王朝の歴史をひもとき、数少ない資料を丹念に解読し、その宗教、死生観、言語と文字、文化などを概観する。

感想・レビュー・書評

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  • 一冊でわかる概説書とあるのだが、言語学の教授が書かれた本なので言葉・文字・文学についての記述が多め。エジプト文学に触れられたのが良かった。

    古代エジプト展に行ったので、もう少し学びたくて手に取った本。エジプト史は本当に難しい。
    難しいのは研究者にもそうらしく、未だにはっきり解明されていない理由も色々書かれており、なるほどと思った。

    もう少し図解などでわかりやすく、そして記述も易しめだとより理解出来る気がした。

  • 古代エジプトの生活や死生観、言語などに関しての解説書。とくにヒエログラフやコプト語に関する記述が多く、ヒエログリフが好きな方はおすすめ。私はミイラのことについて知りたかったのだが、具体的な製造過程はヘロドトスの「歴史」を元に考察している。むしろ葬儀などの風俗に詳しい描写有り。古代エジプト人の生活、考え方を知りたい人にはよい本。

  • ヒエログリフ(神聖文字)、スフィンクス、死者の書がこの一冊でわかる。古代エジプトには、どのような人々がどのように暮らしていたのか?十一王朝の歴史をひもとき、その宗教、死生観、言語と文字、文化などを概観する。

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著者プロフィール

1942年東京生まれ。1970年,東京教育大学文学部大学院修士課程修了。専門は古代エジプト言語学,現代中東学。イスラエルに25年間在住。ヘブライ大学,時事通信社勤務を経て杏林大学教授。著書に,『物語エルサレムの歴史』(中公新書)など。

「2014年 『古代エジプト 失われた世界の解読』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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