黒いワールドカップ (現代プレミアブック)

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  • Amazon.co.jp ・本 (482ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062950602

作品紹介・あらすじ

ドイツ、スペイン、ロシア、イタリア、デンマーク、ギリシャに中国etc.と世界各言語で翻訳版が刊行されているインターナショナルベストセラー『THE FIX SOCCER AND ORGANIZED CRIME』待望の邦訳版!

世界でもっとも人気の高いスポーツであるサッカーは、だからこそ壮大な“ビジネス”につながり、だからこそ「魔の手」も伸びる。本書では世界各地のサッカーリーグが合法、非合法を問わず賭博の対象になっている実情を描いていく。
始まりはアジア。シンガポールやマレーシアなどを舞台に、実際に八百長に関わった選手、関係者、元八百長エージェント、警察など組織側の汚職、また過去の事件などを紹介していく。
舞台はヨーロッパへとつながり、そこで噴出する八百長事件や疑惑についてもリサーチ、分析、取材を続けていく。関係者の証言などから八百長の手口を暴く。
そしてワールドカップ、オリンピックといった国際大会に焦点が置かれる。アジアの大物八百長エージェントに接触し、話が大きく動いていく――。

アジア、ヨーロッパ、ワールドカップと徹底した現地、関係者取材をその地域の実態とを織り交ぜてまとめていく。200人を超える選手、関係者、八百長エージェントなどへの取材、エピソードを通して、八百長の実態が明らかになっていく衝撃ノンフィクション!!

感想・レビュー・書評

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  • サッカー界の八百長にフォーカスした本。

    特にアジア圏、ヨーロッパのマイナーリーグにおける八百長についての見聞はなかなかのもの。

    純粋にサッカーを楽しみたい方にはおすすめはしないが、スポーツの別の一面と考え、割り切って読めばそれなりに興味深い。

  • 衝撃的な内容だけど、訳がお世辞にも上手と言えず、理解するのに疲れる。長編ノンフィクションなので、訳者変えて読みたい、勿体無い。

  • 信じたくないけどこれが現実かもしれない。もしこのすべてが本当なら、今後も八百長がなくなることがないのなら、サッカー・スポーツの存在とは一体なんなのだろうと考えさせられます。
    日本サッカー界はどうなのか?そして自分がどこまでサッカー界に入り込むべきなのか熟考させられました。

  • サッカー好きには、薦めていいものかどうなのか・・・。中国のサッカー界、中東の笛(審判買収)・・・。スポーツの影に八百長ありとはつねに思っているのですが、サッカーもすごいんですね。

  • いや、これはキツイ。
    大相撲の八百長なんてガキの遊び、と思える位の暗黒面。
    長くサッカーを観ていれば、審判がおかしい試合には遭遇するけども・・・。
    ACLの組み換えは、この本の内容も一因になっているのかもしれない。

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