最新版 ローン以前の住宅購入の常識 (講談社の実用BOOK)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062997942

作品紹介・あらすじ

2014年4月の消費税アップを控え、人生最大の買い物、マイホーム購入で絶対失敗しないための基本の知識、最新版。
不動産会社や銀行では教えてくれない、住宅取得と資金計画のマル秘ルールを伝授します。
・消費税アップ前に買うべきか買わざるべきか
・マンションvs.一戸建て、どっちが有利?
・物件下見のコツと裏ワザ
・手付金と申込金は違う
・資産価値を保てるマンションの条件とは?
・借入可能額と返済可能額は違う!
・秘策! ローンは2本に分ける
・頭金が足りない場合はどうする? 
・ローン返済が苦しくなったら?……etc.
ファイナンシャル・プランナーとして多くの相談を受けてきた著者だからこそ導き出せた「お金にまつわる常識」、
宅建主任者として知り得た「不動産の常識」、
著者自身の3度の住宅取得経験と15回の転居体験からなる「住みよい住宅の常識」
をたっぷり盛り込んだ、わかりやすくてすぐに役立つ情報が満載!

感想・レビュー・書評

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  • FPかつ宅建主任資格士の人が書いた本。
    家を買う前に知っておきたいノウハウが詰まっているらしい。

    流石に2022年に読むのは古いか。消費税10%にアップとか懐かしや

    毎月N万の返済だけ!の罠
    金利の見積・35年・ボーナス返済前提など

    ずっと賃貸でいいのでは?
    →生涯の家賃負担&連帯保証人が必要なケースで詰む場合ありで購入する人も。

    マンションの建て替え(寿命)
    →30から50年 30超えたら現実味

    住宅ローンと賃貸用のローンは別。
    あとで貸したらいいやは金利のデメリットを受けたり一括返済を迫られることも。

    部屋の広さが税制優遇のポイントになることも
    →家族の住処を買えってことやな

    新耐震基準 昭和56年

    登記簿面積と床面積は別。
    税制優遇を受ける協会は登記簿面積50平米以上。広告記載面積で56平米前後

    いくら借りた方がいいのか、頭金は多めに払った方がいいのかと二項対立で分かりやすくこうすべきと解説するのはいいけど、「多めに借りて余ったキャッシュを金利以上の利回りで運用したらいいのでは」という発想が全体的にない。まあ、この本の主題から漏れるからあえて触れないんだろうな。

    売建住宅→建築条件付き土地で家を建てる。建売とは別。

    用途地域は要確認。 「市街化調整区域」には家を建てられない。

    モデルルームは幻想。自分が実際に持っている家具リストを持っていく。

    中古物件を見に行くときはビー玉を持って行く。

    マンションの遮音性
    床L、壁D 50基準で小さいほどいい。

    風呂の間取り図の数字 1620 →1.6×2.0m

    オープンルームでは水まわりを遠慮なく確認

    池沼→ちしょう と読むらしい

    徒歩X分 傾斜や信号待ちは考慮されてない

    ローンの検討先:
    勤務先→不動産会社の提携先→銀行のキャンペーン

    電柱広告、過大な折込チラシはわな

    モデルルームでは設計図書を見せてもらう

    ローンは2本に分けることも考える
    (一本は15年、もう一本は30年など)

    元利均等返済 より 元金等返済 の方がお得。

  •  今後の参考に。最新版なので、消費税アップや最新法律等書いてあったが、全体の内容は前回の本とだいたい同じ。

  • 住宅購入のアドバイス集

    住宅購入時に事前に知っておいたほうがいいポイントをまとめている。イラスト付きで各項目が手短にまとまっていてよかった。
    例えば,住宅購入時は敷地面積が50 m²を超えていれば何かと政府の制度の優遇を受けられる点など。住宅購入前に読んでおくと役に立つ。

  • 読みやすく、簡単にまとめられている。

    修繕積立金は年々アップする。
    生活費の半年分からいちねんぶんは手元に残しておく。
    マンションは設計図書をみて遮音等級をチェック 床はL。L40ならほとんど聞こえない。L45はスプーンを落とすと聞こえるが、歩行音はほとんど意識しない程度。L-50はいすを引く音や歩行音が聞こえる。L-55で歩行音が聞こえ、いすを引きずる音がうるさい。
    床板はスラブ厚で20センチ以上、壁は18センチ以上あるか確認。
    りんこの配置もチェックを。
    スタンダードなお風呂の壁は1418。1620以上なら広い。
    エレベーターは50~60戸に1が一般的。
    コンクリート強度は設計図書の耐久設計基準強度をみる。24N以上なら65年以上の耐用が見込まれておりオススメ。
    登記簿謄本 「乙区」は購入前にすべて完全に抹消することを売主に求めるべし。抵当権がついていたりするとトラブルのもと。
    売主は、「甲区」の一番最後に乗っている登記名義人のはず。
    権利書代わりの「登記識別情報」は、銀行の貸金庫に入れておくと安心。
    「元利均等返済」より「元金均等返済」の方が支払う利息は少なくて済む。
    ローンが下りないときに契約を白紙撤回する条項が入っているかを確認する。

  • 他の住宅購入書籍には載っていないような内容も多く盛り込まれていて、小ネタを仕込むのによい
    全体的にためになる話が多い印象


    用地確認:商業地域だと将来商業施設の危険、2種住居地域だとパチンコ、カラオケ立つ

    登記簿は純粋な生活スペース
    広告は占有面積

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著者プロフィール

ファイナンシャル・プランナー(CFP®)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。千葉商科大学大学院MBA課程(会計ファイナンス研究科)客員教授。兵庫県神戸市生まれ。慶應義塾大学商学部にて保険学を専攻。損害保険会社、生命保険会社勤務を経て、1998年にFPとして独立、現在に至る。「なごみFP事務所」にて主に個人のコンサルティングを主軸に、講演・執筆活動を行っている。二児の母。
教育費関連の主な著書に『「教育費をどうしようかな」と思ったときにまず読む本』(日本経済新聞出版社)、『「奨学金」を借りる前にゼッタイ読んでおく本』(青春出版社)、『親と子の夢をかなえる! “私立”を目指す家庭の教育資金の育てかた』(共著・近代セールス社)などがある。

「2021年 『緊急対応版「奨学金」上手な借り方 新常識』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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