- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063106374
作品紹介・あらすじ
月刊アフタヌーンの新人賞・四季賞で大賞を受賞した著者・太田モアレ氏が満を持してgood!アフタヌーン初号より連載を開始した作品、それがこの『鉄風』です。女子高生・石堂夏央は物心ついた頃からどんなスポーツもこなすことができたが、それと引き替えに毎日の「退屈」を持てあましていた。そんなある日、ブラジルからの帰国子女・馬渡ゆず子と出会い、夏央は格闘技の世界へと足を踏み入れる!
生まれ持つ才能ゆえに、物心ついた頃からどんなスポーツもこなすことの出来た女子高生・石堂夏央と、ブラジルからの帰国子女・馬渡ゆず子。最初の一瞬の攻防で二人の勝負は白熱する。対戦後、嬉しそうなゆず子の姿を見た夏央はある思いに駆られる。「私は充実している人間は許さない!」、と。その頃、ブラジル時代のゆず子の友人・リンジィ・コルデイロが来日。彼女もまた牙を持つ者だった!
感想・レビュー・書評
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ベジータが主役で悟空がライバルみたいな
今んとこそんな格闘マンガ。
久しぶりに(裏)表紙買いで成功した。
総合とかまったく興味なかったけど面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
総合格闘技に打ち込む事で青春を送っている女子高生と
その子を潰す事のみをとりあえずの目標にすべく総合格闘技に打ち込む女子高生の話。
後者の子は当然ながらかなり性格が歪んでいて
それでも題材が興味深いので読み続けてたんですけれども
その子に格闘技を教える人、取り巻き、教師らほぼ全ての登場人物の性格が歪んでるので
読み進めるのが非常に辛くてただ今放置中。
教師が生徒に「お前の事潰すから」とか言うかね?
格闘技といえどスポーツなので爽やかさって存在するはずだし必要なのに
それが一切無く、全くぶれずに話が進んでいくのでクセが強い。
ちょっとついていけないや。 -
演出最高。総合格闘知らなくても大変楽しめる。
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女子総合格闘技を興行的に成功させるのは難しいことのようで、プロとはいっても平日の昼間は普通に働いていたりするわけです。
そして、その限られた時間を潰してジムに通い、トレーニングに励む。
他の楽しいことを諦めて強くなるために努力する。
でも、それを踏みにじるのです。真っすぐに性格の悪い主人公が。
天性の才能で。僅かな努力で。
この後ろめたい爽快感。面白いです。 -
こわっ!怖いわこんな女子高生
強すぎるが故の孤独ってのは実際にあるものなのだろうか。努力できるのが羨ましいって感覚、しかし自分にはわからない。 -
背が高くてスポーツ万能の少女が総合格闘技の世界に入門するという話。主人公の性格が悪い、というのは格闘技マンガではちょっとなかった設定だと思う。読んでいると、「エア・マスター」の要素と、「バキ」の死刑囚編の臭いを感じた。
特に、死刑囚編の「敗北を知りたい」的な動機を持つ主人公が、どうやって強くなっていくのかが見もの。この物語の面白いところは、上には上がいるという構造。努力ではどうにもならない才能の持ち主でも、簡単には勝てない相手がゴロゴロいて、その序列をどう受け入れるのかが面白い。
3巻まで読んだ限りでは、まだまだ話が面白く転がるための助走をつけているという感じがあった。あと、キャラクターの描き分けが何気に上手い。ちょっとしたキャラクターにも、手を抜いていないな〜と感じる部分があった。 -
レンタルで借りて読んだんだけど、結局大人買いしてしまいました。
すんげえ面白い。
総合格闘技が全然わかんなくても読ませるパワーがあります。
マンガっていいなぁ、興味ないジャンルをこうも面白く読ませてくれるんだもの。
絵の見やすさ、話の面白さ、(GOODアフタヌーン創刊時に一話目だけ読んでたんだけど、引き込まれました)、キャラクターの魅力とどれも自分好み。
主人公が、ていうかキャラみんなちょっとイっちゃってるけど、表情が凄くいい。ゾクゾクする。
あと早苗ちゃんがかっこいいです、我如古さんの気持ち分かります。 -
長身格闘性悪女とかいうすごいキャラが主人公ですがこういうのが好きな人間もいるわけです。俺です。
純粋に捻くれてるのがいいのです。天才が努力して、それでもぶちのめされたいって言ってるのが変態チックでいいと思うのです。
努力してないのに勝てるのはおかしい、努力したうえでぶちのめしたいわけです。面白い。 -
面白かった(小並感)
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読了。
格闘漫画なんて読まないんだけど、ゲーム脳ばとで紹介されてたときから気になってたので買ってみました。
いやー、主人公が女性だとは思ってなかったなぁ。
結構、リアル路線なのかな?主人公が表に出す感情はかなりカッコイイ反面、たまに見せるボケーッとした表情や思考はいい味だと思う。
うん、続きを買おう。