MMRマガジンミステリー調査班 3 (少年マガジンコミックス)

著者 : 石垣ゆうき

• 講談社 (1992年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[香具師山啖呵堂さんの感想 · 2023年5月2日]

【ノストラダムス大予言1999 大破局へのシナリオとは!?（前・後編）】
　ＭＭＲメンバーはノストラダムスの未解読詩の謎に挑む！しかし知識のない編集者が無い知恵絞るより専門家に聞きに行く方が早いんではないんですかねえ？
　で、バーチャルリアリティー技術とサブリミナル効果による洗脳に鍵を見出すが……！？
　ナワヤ隊員が階段から転落！暗殺未遂か！？な…　なんだってーーー！！
　
　私が本作品をゲオでセットで購入したのは既に2000年代に入った頃でした。しかし1999年以前は本気で1999年の人類滅亡を信じてフィクションとノンフィクションの区別がつかない状態でした。なのでリアルタイムでこのナワヤ隊員襲撃事件を読んでいたら本気で怖がったと思います。


【ノストラダムス大予言1999 "最終戦争"（ハルマゲドン）はもう始まっている!?（前・後編）】
　前回何者かの電波攻撃により負傷したナワヤ隊員がようやく復帰！
　しかし隊員の安全を考慮した編集長命令により、予言調査ができなくなったMMR！
　今回の調査対象は……、四国・剣山に埋蔵されたソロモン王の財宝だ！！
　で、四国に向かう前に東北・戸来村のキリストの墓を調査！盛り沢山だ！
　発掘スタッフを集めて剣山に向かうと、立ち入り禁止の柵が！！
　武装した集団が見張っていたという説も！！
　国が財宝の発掘に関わっている――！？
　な…　なんだってーーー！！

　大予言の調査再開を許可したイガラシ編集長は、MMRの新メンバーを紹介。イケダ隊員登場だ！！
　しかしこのイケダ隊員、何となく変だ。よく映画やマンガなんかで登場する裏切り者のような顔をしている。
　もしかしてこのイケダ隊員、ＭＭＲ壊滅を狙うナニカグループが送り込んだスパイなんではないでしょうか？
……と思ったのですが、思い違いだったようです。イケダ隊員様、疑って申し訳ありません。


ＳＦ　ＫｉｄなＷｅｂｌｏｇ
【ＭＭＲ３】ナワヤ隊員襲撃さる！ＭＭＲ存続の危機か？！な…　なんだってーーー！！
　　 https://sfkid.seesaa.net/article/499013354.html
【ＭＭＲ３】イケダ隊員加入！そして緯度48度線上の七つの国から現れる偽救世主！？
　　 https://sfkid.seesaa.net/article/499040478.html

[ocean@読書垢さんの感想 · 2021年10月30日]

文章の一部だけ切り取って、全く別のことと結びつけて、都合良く話に結論を付ける。ごく一部事実も織り交ぜている辺りタチが悪い。でもこれがオカルト系の楽しみ方。しかしMMRの面々は一応マガジン編集部員という設定なんですよね？お前ら編集の仕事しろよと言いたい

[郁恵さんの感想 · 2009年4月26日]

92年の作品だから今に比べたら技術が劣るわけで、遺伝子に関する話の部分では結構むちゃくちゃ言ってる。96年のMichael CrichtonのAndromeda Strainの方がよっぽど読める。

疲れてきた。

著者プロフィール

三重県出身。
代表作に『100万$キッド』『MMR マガジンミステリー調査班』（いずれも講談社）などがある。

「2020年 『講談社　学習まんが　日本の歴史（10）　戦国大名の争い』 で使われていた紹介文から引用しています。」