真・中華一番 12 (少年マガジンコミックス)

著者 : 小川悦司

• 講談社 (1999年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[さしみさんの感想 · 2011年4月30日]

名作。キャラクターの服装がよく書き込まれていてとても綺麗です。中国民族衣装の美麗さがよく分かります。

‘料理で人を支配する’を掲げた裏料理界とのバトル漫画でもありますが、裏の思想も好きでした。良くも悪くも中華思想らしくて、むしろ清々しかったですね。いや小さいころは中華思想なんて知りませんが。

自身の持つ技術や向上心や野心を突き詰めれば、人間は誰でもカイユになると思います。むしろ一人の幸せを料理人全ての幸福とするマオの思想の方が、あまりに慎ましすぎるのかも知れない、なんて思いますね。

[踊る漫画コンシェルジュさんの感想 · 2010年3月9日]

僕が小学校の先生だったら、この作品は図書館に置きたい！

今のところ、小学校の図書館に置いたらいいと思う漫画候補は…、
・金色のガッシュ
・ワンピース
・ミスター味っ子
・中華一番

続く

[庵治さんの感想 · 2007年11月5日]

リアクションは今でも「肉汁がほとばしるわ〜！」とか真似します笑。<BR>
マオの料理まじで食べたひ…食材の表現がハンパねぇ。

[響 -HIBIKI-さんの感想 · 2006年12月4日]

ミスター味っ子につぐ
料理へのリアクションが面白い漫画ｗ
ありえない動きをする料理人たちが繰り広げる漫画。

著者プロフィール

1969年、新潟県生まれ。「週刊少年マガジン」にて『中華一番！』で連載デビュー。その後、『真・中華一番！』を連載。(1997-1999)、2001年 週刊少年マガジン第9号より『ジパング宝王伝』を連載。マガジンSPECIALにて『フードハンター双雷伝』を読み切り掲載後、連載。2004年マガジンSPECIAL NO.6より2005年NO.6まで『フードハンター双雷伝“青春編”幕末双雷伝』を連載。コミックス：『幕末双雷伝』全３巻、『フードハンター双雷伝』全５巻、『ジパング宝王伝』全２巻、『真・中華一番！』全12巻、『中華一番！』全５巻。受賞歴：2007年第31回講談社漫画賞・児童部門を『天使のフライパン』で受賞。

「2010年 『新装版　中華一番！（2）　＜完＞』 で使われていた紹介文から引用しています。」