- Amazon.co.jp ・マンガ (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063144185
感想・レビュー・書評
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しおんと羽仁兄ぃがいれば万事解決する萌えと将棋のミステリー
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(09.04.09)
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この本はかとりさんの一連の流れで知りました。
でも、普通に面白かったです。
ていうか、テイストとしては、ヒカルの碁に似た
感じ。女の人原作の少年誌の棋士漫画だしね。
ていうか、まさしくツボを的確についてきていて、やられた、みたいな爽快感すらあります。いちいちアイディアが小憎らしい。
やはり素人とは一線を画してるんだな。
特筆すべきは、見せ場のうまさ。
とんでもポリス時代から、それはきちんとしていたけど、それは健在。
あと、修羅場を潜り抜けたせいか、女の子に凄みが出るようになりましたね。
欲を言えば、大人の男に深みがありすぎて、少年達が薄くなりがちな感じ。
特に斉藤君……立場的にももっと頑張れ。
期待度から5つ星 -
人とあんまり将棋をさしたことのない「天才」のお話って、どっかでよんだことあるなぁ……と思っていたら、多分、「月下の棋士」ですねぇ。
「しおんの王」は、あそこまでぶっとんでいないけど(いや、フィクションとしてぶっとんでいるところはあるのですが…)、たしかに、かさなってくるところはあります。
人の表情や、余裕という情報が、自分の手を鈍らせる……。では、その情報が不純でいらない情報化というと、実はそうでもない。
人と人が向かい合って打つ、顔をつけあわせて打つということの怖さや、そして、楽しさは、こんなところにあります。
しかし、歩ですが、女の子の時と、男の子の時と、骨格が違う(笑)背も男の時は、高くなっている気がします。
アニメでする場合は、声優さんが2人いりそうですねぇ。