sadaharu373さんの感想
2014年4月23日
この巻は2話収録されていますが、2話とも共通する切なさがありました。 自分を捨てていった娘達にあてつけるように、人形をベビーカーに乗せて散歩する老女。 両親に愛され、いろいろ買ってもらえる友達の物を隠す少女。 でも老女のほうは死ぬことで娘達の本心が見え、少女は、ゆかりと松実の働きで、目覚めることができた。 どちらも本当は寂しかった。 老女は生きている間に気付けなかったけど、人形に取り付いてしまった霊を助け出すことができた。 みんなこういう風になれたらいいなぁという2話でした。