- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063409352
作品紹介・あらすじ
「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」
そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。
東村アキコの女子に対する鋭い視点と笑いがさく裂する最新作!!
感想・レビュー・書評
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30代前半の女性たちの、結婚へのカウントダウン、女としての価値感が大変革していくなかでの焦りをギャグに昇華。
ただ、やはりそうはいってもまだ華々しい時期だから、全然おばさんでもなく、女の子として書かれているのが救いなんでしょうね。
悲壮になったり、なんだか嫌な気分になったり、凡作になってしまったりしそうなテーマでも、カラっと笑える表現が流石です。
テンポが良く、キャラもたっていて、時に爆笑してしまう。
東村さん品質です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「どうしておばさんって急に方向転換するの?」っていうのがなんかリアルでツボった。自分も気をつけよう…。3人のビジュアルが、おばさんではないけど若い女の子でもなく、いかにも30代って感じでリアル。ファッションとか髪型もうまいこと描き分けていてさすが。
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いや~胸にグサグサ突き刺さるマンガでした。33歳バリキャリ独身3人娘が主人公。皆自分より10歳は下なのに、他人事と思えず。東村さんお得意のギャグ満載で笑っては読めるけれども、ついつい「~してたら」「~してれば」と後ろ向きに振り返ってしまうこと、ありまくりだもの。
いつまでたっても日本って、女は若さが売りなのだろうか。年を重ねるほど生き辛くなるってのもどうなのよと考えてしまったよ。
飲み屋で出会った年下のイケメンモデルに毒を吐かれまくり傷付く彼女達だが、さてさて今後どうなるのか…?ほのかにロマンス生まれそうな気配はあるけれど、まだ始まったばかり。きっとこれから紆余曲折ばんばん、七転八倒がんがんな展開となるんだろうなと思う。
色んな意味で期待大です!荒波を逞しく乗り切ってほしい!30代をオバサンって言っちゃったら、女の人生オバサンと呼ばれる期間が長いじゃないかよ!体力も気力もまだまだあるときなんだから、迷いながらも悩みながらも、いずれは花を咲かせてくれと願ってしまうよ。1巻では脚本家の倫子がメインだったけど、ネイリストの香、飲み屋の娘小雪のエピソードも楽しみです。 -
やばいメッチャ面白い!好き!!
続き気になる~!!
「金あるだけええやんか」とは思っちゃったけど(((;°▽°))
自分も病気にならなかったらこうなっていたのかなー?
難病アラサーが、結婚が決まったあとに読んでるのはちょっと申し訳ない気がしましたが、あとがきで相殺されたw
アキコ先生の漫画って、ホントに最初は面白いから最後まで今度こそよろしく!!と思う!!! -
これは恐ろしい漫画だ。30代で独身で、恋人もいない人が読んではいけない漫画だわ。痛恨の一撃どころか、大打撃を何十発もくらって、立ち上がれなくなりそう。海月姫が大好きだから、なんとなく買ってみたら、もう突き刺さる突き刺さる!私は結婚してるから、いいけど、独身だったら、立ち直れなかった。でも、地味に続き気になるなぁ。
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ありがちな、実写ドラマ化のために描かれたような漫画という印象。
やはりまだまだ世間では「30過ぎて独身女」というレッテルがあるのでしょうね。女の人生にはタイムリミットがあって、それを過ぎて結婚作れなかったら終わり、という恐怖のイメージがどうしても頭の中にこびりついてしまい、次の巻を読む気にはなれませんでした。私は今年社会に出る年なので実際のところはよくわかりませんが、「今の内に男を捕まえないと悲惨な目に遭うぞ!」とつきつけられた気分です。キャリアがあり、腹を割って話せる友達もいるというのはとても素敵なことだと思うのですが…。 -
この本は私を殺しにかかっている。痛いの。そして辛くなる。目を背けたくもなる。年齢になんて負けない。負けたくないよ。
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気がつきゃお一人様のアラサー3人娘が必死に結婚しようと焦りまくるというよくある話だが、東村アキコの絵と3人娘へのいたぶり方がすごい。下書き→ペン入れという手順をもはや踏んでないような、描き殴られた3人娘たちの破壊的な顔のすばらしさ、この崩れまくった線がスピード感を生み出し一級のギャグマンガになっている。「そうそうそうなんだよね」とこの3人娘の女子会に、共感してしまっ「たら」ヤバイし、共感でき「れば」楽しめる…かも。
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ついにEテレ「漫勉」で浦沢直樹との対談を果たした若き巨匠・東村アキコの最近の人気作。30越えの独身女性3人組が、毎日のように居酒屋で女子会を開いて恋バナって感じの話。文句なく面白いんだけど、ちょっと怖い…。
Eテレで流れた東村アキコの仕事ぶりは、漫画家志望の人は必見だし、私みたいな読者専門の人にも色々な意味でとても参考になる。