- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063409840
作品紹介・あらすじ
就職としての契約結婚をした、みくりと津崎さんだが、契約恋人の期間を経てホンモノと恋人となった。それはいいのだが、結婚の契約部分はどうなるのか新たな問題が持ち上がる。そんなとき、津崎さんの勤務先に統合の話が!? 急展開の最新刊!!
就職としての契約結婚をした、みくりと津崎さんだが、契約恋人の期間を経てホンモノと恋人となった。それはいいのだが、結婚の契約部分はどうなるのか新たな問題が持ち上がる。そんなとき、津崎さんの勤務先に統合の話が!? 急展開の最新刊!!
感想・レビュー・書評
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部署縮小を機に転職を決意する平匡。入籍する前に自分の仕事観や結婚観を確認するために距離を置くみくり。涙を流す百合とそれをかばう風見。それぞれの転換点となった7巻。
「今ってどんどん便利になっていく代わりに仕事そのものが減っていってるじゃないですか でも大事なのは一つのアイデアからいろんな人に仕事が生まれることだと」
この話は機械化だけじゃなく、感染症によって仕事が失われてその在り方が問われている今の世界にも言えることだなと。リモートワークへの変化や、自粛の中でいかに仕事を生み出すかって工夫や挑戦は、過酷ではあるけど未来に繋がるものであったらと願うばかり。
「僕にできることが待つことなら みくりさんが答えを出すまで僕は待ちます」
「そうだ 逃げる僕をみくりさんは逃げずに待っていてくれた だから今度は 僕が待つ番なのだ」
こうやって思える平匡がカッコよかった。こういう風に気持ちや思いやりが伝わって、それが相手を自然と動かしていくのは素敵だよね。二人の結婚や仕事の在り方がどう決着するのか。これからが見どころだと思うので期待!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
祝、ドラマ化❗
レンアイと仕事、つまりは人生を考えさせる最近のお気に入りベスト。しかも掘り下げ方が半端なくて本音やいわゆるタブーがてんこ盛り、なのに、わりと笑えるのもすばらしい。
大人の男性にも、思春期のお子たちにも読んでもらいたい作品。
前巻では幸せボケしてたひらまささんが、みくりの悩みに気づき、自分も変わることで歩み寄ろうとしていて、嬉しかった。
みくりは今回お休み中という感じだが、まわりのキャラが動いているので、あちこち楽しみ。
ひらまささんの転職先と、みくりが考えている八百屋さんの形が、この先うまい具合にリンクしていきそうかも? -
対象を「可愛い」という感覚の男女差。なるほどなー。サブキャラがほんと絶妙、シンママと肉食女子。
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ドラマにはないエピソードや展開が多くて新鮮だった。きちんと入籍するを急ぐ平匡と、仕事の価値についてもやもやを抱えたみくりの別居回。ようやくやっさんが登場。百合ちゃんと風見さんの関係もみえてきた。
・どんどん便利になっていく代わりに仕事そのものが減っていってるなかで、一つのアイデアからいろんな人に仕事が生まれることが大事。(千利休が茶の湯を広めて、茶道だけでなく華道料理陶芸などいろんな文化が発展、それに関わる仕事が増えたように。
・もやもやはごまかさない。積もり積もっていつか必ず表面化する。
・基本人と人とはわかり合えない。だから相手に興味もわくし、伝わらなくても必要以上にへこまないように。
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主役の二人がほんとにかわいくいい感じになってきて、
いよいよこれはお話がまとまっていくのかな…と思いきや、
世の中そうは問屋が卸さないようで( ̄▽ ̄)。
転職だとか、みくりさんの八百屋さん話だとか、
風見くんと百合さんのこれからとか、まだまだ楽しみです。
そしてまさかのドラマ化! そっちも気になりますね〜。 -
"「だって恥ずかしいとこ見られたら嫌じゃない
で結局恥ずかしいとこ見せまくってるけどね」
「はは 僕は百合さんの恥ずかしいとこもっと見たいですけどね」
「あなたはあたしに恥ずかしいところ見せないわよね小憎たらしい」
「そうですか?」"[p.165] -
別居中のみくりが、八百屋でのバイトを通じて「仕事とは」「お金とは」と考えを巡らせる巻。そして、百合ちゃんとイケメンの仲がだんだん深まっていく巻。
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人生はそこで決断して大きな一歩を踏み出すかどうか
心が動き出す -
途中から
風見さんと百合さんが
面白くなってきた…(・・;)
風見さん、スマートだわ
学ばなければ
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P103
「…百合さん
抱きしめて
いいですか」
「だめよ!」
P120
「その気のない相手に
襲いかかるのは
男女問わず
犯罪者だからね」
P127
「面識のない男を
落としたいと思ったら
ただひたすら見つめるのよ。
目が合っても
そらしちゃダメ。
そうしたら
向こうから話しかけてくるわ
知り合いかもと思って」
「話しかけてこない場合は
どうするんですか」
「そんな男は
そうしたって
うまくいかないから
早々に切り捨てるのよ」
「勉強になります」
P134
「結婚めんどくさい
自分のペースで生きたーい」
「結婚したいとは
思ってない人と
付き合えばいいんじゃないですか」
↑ああ、結局風見さんはこれか!
って思った
P136
「精進します」
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P141
「基本人と人とは
わかり合えないと
思ってますからね
だから相手に
興味もわくし
伝わらなくても
必要以上に
へこまないようにしてます」
↑五十嵐安奈ちゃん、
なかなか興味深い!
いろいろ面白い人が出てくる。
思うに漫画の作者って
人間をよく見てるし考えてるよね。
絵がうまいだけじゃなれないわ
-----------
P167
人生は勝ち負けじゃなくて
味わうもの
P172
「後書き」
どうもこの作品を
"仕事もの"として読んでるか
"恋愛もの"として読んでるか
によって感想が違う -
ハグしてくれるの待ちの平匡さんたら、萌え、、、。平匡さんの部署が縮小されることになり転職を視野に入れて動き出した彼に、一旦ストップをかけるみくりちゃん。しばし離れて暮らす間に色々と思考はぐるぐるし続ける。百合ちゃんの職場近くに転職先が決まった風見さんと時折飲みに行くようになり、百合ちゃんと風見さんのお互いを認識する角度も変化してきた。
離れて暮らしてみてやっぱり平匡さんが好き〜〜っ、なんてきっと前のみくりちゃんは口に出さなかっただろうし、平匡さんは沼田さんに指摘されたように感情が現れることも無かったんだろう。独身イケメン貴族の風見さんが恋愛・結婚について深く考えるようになったのも、独身のまま生涯を終えるつもりの百合ちゃんが落とした涙の意味も、ひとが好意あるひとと付き合っていくための苦痛であり、あたたかいものだと知る。 -
みくりが「同性婚がオッケーになったらその制度を利用して恋愛感情じゃなくても友達同士で暮らすのもありなのでは」って考えてて、こういう考えが純粋に同性と結婚したい人たちの邪魔をしてるんだろうなーと思った。
本当この漫画読んでるといろいろ考えさせられる。
「嫌々やってるより自分が楽しい環境に改善するほうが毎日気持ちがいい」っていうのもその通りだと思う。作者さんの後書きを読んでも、日々の必要なことを工夫する大切さをしみじみと感じた。
あと、前巻について後書きで「“仕事もの”として読んでるか“恋愛もの”として読んでるかによって感想が違う」っていうの、なるほどなーと思った。私は恋愛ものとして読んでる、つまり恋愛要素を期待して読んでるから結婚をすんなり受け入れられないみくりにもやもやしたんだな。勉強になります。 -
ムズキュンが少なかった。
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安定してきた!
なんかほんといいな
いい関係
とりあえずなんとなくやってみるのがいちばんいーよね -
開き直った平匡さん強い。
後書きにもあったけど、わたしは完全に仕事ものとして読んでいるので、みくりちゃんのモヤモヤがとてもよくわかった。というか、好きで結婚するんだから女が無償で家事をして然るべき、という考え方が理解できない。そんなの奴隷じゃん。
そして、ゆ、ゆ、ゆりちゃん……!! -
普段は1巻もしくは最終巻のみしかレビュー書かないので初の中途半端な巻のレビュー投稿……
というのも、今ドラマ5話が放映終わって、漫画は7巻まで読んだ、というところ…最新刊の8巻はまだ読んでない&この7巻の巻末にある作者のあとがき、で思ったことがあったのでこれだけ書こうと思って…
この7巻の内容と言えば他のひとも書いてるしアマゾンにも多数レビューあるけれど、百合ちゃんと風見さん…この二人のことで終わってるとこ
案の定わたしももやもや・どうなるのかどきどき、なんだけれど、それ以上にやっぱり主役のふたり、みくりと平匡さんがね……これはもう前巻から言われてたことかと思うけれど、みくりがどうにも収入・仕事の面気にしていて、わたしは何でかこれに対して『何でそーなの、そんなに大事?恋愛するにもお金くれってか』とざわざわしてたんだけど、巻末の海野さんのあとがきを読んですんごいしっくりきた
いや、冷静に考えたらなるほど、これほどまでに感想によって見方が違うってのがあらわれるのか、と無意識の自分の偏りも発見&意外でびっくり…
作者海野さんも書いてたけれど、賛否両論あったらしく、それには結局この漫画を【ビジネス漫画】として読んでるか、【恋愛漫画】として読んでるかによって、違ってくるとのことで……
だからわたしは結局この漫画を【恋愛漫画】と思って読んでた、ってことでしょ……確かにカテゴリは無く漫画、だけれど男女出てきて…ってなったらそーなる…というか、わたし普通にうらやましいな、って思ってたしこの形の生活w
恋愛重視、恋愛主義過ぎな自分というか、そんな女の子wな考えあるタイプじゃないと自分では思ってたからこの無意識の感想と作者海野さんの言葉にはっとしてびっくりした、というくだらない感想…w
でもそれを(ラストまであと2巻位、と7巻巻末に記載あり…9巻か10巻で最終巻となりそーですね)踏まえて全部読み返したら、なるほど、恋愛漫画というよりもやはり仕事やそのほか哲学的な考え(みくりの経歴・学歴からして)や発見、他の登場人物の言動なんかも印象変わるんだろうな…と、一気に社会派な漫画へと意識がシフトしそーだな…と感じたわけです(結局は単純、という←)
長い、長いよ……
んま、とにかく
わたし個人的には独身だし恋愛もしてない状態だしで、普通に結婚願望はあるし…ひとをすきになりたい今だからこその感想で、だからこそ7巻までのみくりの気持ちって言うのは結局理解出来ずにもやもや、ざわざわしていた、ということで
完全に恋愛に発展、みくりに恋している平匡さんは雇用主から旦那さんへ変化するのみで仕事的には何も変わらないから、男女の違いも良く出来ているな、と
(片づけも当然のようになってもらうと思っていた=くりは仕事じゃなく休みだから、と自分で仕分け出来ていた)
海野さん(作者さん)に関してはあまり印象も無くこれ以外の漫画も知らないような状態だったけれど、何だか海野さんがおもしろいひとだと感じたわ
今までのあとがき?巻末も全部ちゃんと読んでおくんだった…さーせん……
これ、大人買いしてしまおうかなあ…他の作品も含めて色々チェックしてみよーと思います
……果たしてここまで読んでくれた方、いるんだろーか…未だかつてないレベルの長文レビューに…… -
主役カップルはまあ、大体収まるところに収まってきたので、次は百合ちゃんのところ。百合ちゃんの幸せをどう描くのかって、このマンガではかなり重要な気がする。SATCで4者4様の生き方を描いたように、このマンガも結婚という形を大事にする者、未婚で生きていく者、ゲイとして生きていく者、と色んなパターンを見せて欲しい。
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そっか、恋愛ものとして読んでるから、みくりのもやもやにイラッとしてたのか。納得。離れてわかったのはやっぱり一緒にいたいってこと。しばらく別居生活は続きそう。百合ちゃんが乙女っぽい。
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もやもやするので別居することにしたみくり。これはよくあるマリッジブルーというやつでは。みくりは理屈っぽいので、ややこしくなるけど。
でも婚姻届という契約書を出す前に契約内容をきちんと確認しておくことは誰でも必要なのかもしれないですね。結婚した後に流されるまま役割分担して、不満を日々貯めこむ前に。お互い納得できる負担のしかたが見つかるといいけど。 -
マジかよペタジーニ最悪だな!www
わたしこれ仕事目線で読んでた!
ので、みくりちゃんのモヤモヤ超わかる。
ヒラマサさんがみくりちゃんの言う通りに家事に協力すれば万事解決するw
現金収入大事!
つか、のちのち子供をってなるとヒラマサさんだけの収入じゃ追っつかないでしょ?
結果共働きしなきゃダメなんじゃない? -
みくりだけでなくキャラ全体がモヤモヤ期ですね(笑)まあ読んでる側もモヤモヤしてるんですがね。
いろんな考え方があることを、いろんなキャラの言葉を通して読ませてくれます。
私は感情的になってしまう方だから
淡々と受入れたり気長に待つとか苦手なのもあって
キャラの皆さんは人間ができてるなあと(笑)
まだまだ先が見えない状態が続きそうですね…
待ちますがね… -
プロ主婦。
天職が主婦業。 -
ドラマ化決定❗
誰がするかがかなり気になる。
良い人だといいなぁ。
あとがきがかなり興味深かった。
前巻の主人公にイライラするのは、私がこの作品を恋愛ものとして読んでたせいなんだと気づかされた。