- Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063413434
感想・レビュー・書評
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暗闇にひとり、いくら叫んでも声は届かない―。
わかってくれない。
だれか…信じてよ。だれか……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私のですw
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●別冊フレンドのすえのぶけいこ先生の「ライフ」4巻目です
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久々の少女漫画。今月の「本の雑誌」(9月号)に
「イジメ」をテーマにした漫画と紹介されてたので興味を持ったのだけど
ひゃあーっ、とんでもないもの読まされちゃったよ。
受験のトラブルで親友を失いリストカット癖のある少女・歩(あゆむ)が
入学した高校でエスカレートしていくイジメにあうわけなんだけど
前半それなりに丁寧な心理描写がありテーマについても考えさせられる。
その後、歩に新たな友達・愛海(まなみ)ができるのだが
その彼氏「カツミ」が登場することで物語はとんでもない暴走を始める!
一見、ハンサムで爽やかなカツミは変態的嗜好を隠し持ち
歩を監禁拘束しヌード写真を撮り、粘着的につきまとう。
(こんなの少女雑誌に描いていいのだろうか…!?)
恋人を奪われたと誤解した愛海がイジメに加わりいよいよ激化!
日常をかき乱すかのように突発的に襲う集団暴行、
神出鬼没に現れ家庭教師になってまで歩に迫るカツミ、
また形相の描き込みの恐ろしさ(可愛い絵の表紙からは全く想像がつかない)
すべてが己の弱さのせいと思い込み自分の体を
カッターで傷つけようとする歩!わぁああっ、やめろぉーっっ!!
もはや完全にホラー漫画。
更に強引なまでの展開が拍車をかけて神経を逆撫でするんだけど
じゃ読むのやめようかと思えばやたらと引きが上手くて
4巻まで一気読み、あ〜あ〜続巻も気になるので読んじゃうんだろうなあ・・・
こうなっちゃあイジメについて考えるどころじゃないし、
作者の男性に対する不信感が怨念のように吹き上げてくるのも恐ろしい。
読んでいると間違いなく鬱になるので
影響されやすい方は読むのをひかえた方がいいかと思います。
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歩に対する虐めが激しく増してくる。接着剤を机に塗られたり、針を飲まされそうになったりした。死にたい。でも死にきれない。誰も自分を信じてくれない現実にどう立ち向かっていくのか、ハラハラドキドキの巻だ。