- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063523317
感想・レビュー・書評
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たった6才で奨励会に入った久世 杏。
驚異的な記憶力を武器に、将棋の道へ。
そして、12才になり、奨励会3級から2級へ。
対局するのは、綿貫毬乃4級。
勝つためには、なんでもすると言う、一癖も二癖もある人物。
杏の桁外れの記憶力の良さを逆手に取り、2才の頃の家族の交通事故のシーンで、揺さぶりをかける。
勝負の行方は、如何に?
そして、奨励会の一日トーナメント『新星戦』が始まる。
奨励会会員全員参加の大会であり、ハンデ無しのため、多くは高段者が優勝するが、果たして、今回はどうなるのか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
将棋奨励会の青春。完璧な記憶力の少女、久世杏は、棋士になれるのか。盤外戦術に長けたマリノンがどんな戦術を繰り出してくるかが、この漫画の見どころかもしれない。今までの将棋漫画や映画は、盤外戦術抜きではエンタテインメントが成立しなかったのだから。
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将棋マンガです。
まあ、将棋自体が純粋な勝負事なので、マンガとの相性は悪くないのかも知れません。
「ハチワンダイバー」や、「しおんの王」と違うところは、棋譜が出てくるガチガチのストロングスタイルなところです 。
でも、これは、主人公の記憶力の良さを強調するための表現のような気がします。特殊能力(必殺技)を持った主人公が、それを武器に戦っていく感じが良く出ています。
その特殊能力が、かえって足かせになったりもします。
でも、 性格は悪いけどマリノンのしたことは間違ってないとも思います。
それが悪いと感じるのなら、それは、甘さだなぁと。それに気づくぐらいまで話が進むとおもしろいなぁと思います。 -
飯島栄治七段(先日昇段)が監修しているマンガ。
絵が少女漫画っぽくて苦手だが、設定が面白い。
過去を忘れられない少女がどこまで強くなれるのか。
ライバルっぽい女の子が登場したが、なんというかかなり不快な感じ(笑)。 -
奨励会の子どもたち。特別な記憶力を持つ少女:杏。
面白くはあるのだけれど、どうしても他の将棋漫画と比べてしまう。 -
2010/11/11:茶柱倶楽部に続いて読了。
将棋知らなくても楽しめますが、知ってたらもっと楽しめそうです(><) -
将棋のちはや か?
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あの『ZOOKEEPER』の青木幸子の新作ということで期待度は最大値まで上がっていた。大ゴマの割に濃密なストーリーでキャラクター作りがうまい、というか、キャラからドラマを引っ張り出すのがうまいなあという印象。前作や同時発売の『茶柱倶楽部』みたいな連作短編的なほうが得意な感じもあるけれど、さて。期待度はどんどん上がる。