- Amazon.co.jp ・マンガ (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063523669
感想・レビュー・書評
-
おっかさんも登場で、コレまでで最長エピソードになってしまって、しかも解決は次巻へ持ち越し。さすが朝帰りのエピソードって事ですかね。そういえば、おせんのお父さん誰なんだろう???
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近長い話が多い。まて次巻。
-
続きが早く読みたい!
-
秋田などを舞台とした作品です。
-
前巻から引き続き、骨董に重点を置いた「美を見つめる眼」シリーズを収録。もちろん旨い料理も織り交ぜながら、見ごたえと読み応えのある巻でした。ただし、話はこの巻でも終わらず、いよいよ偽物を扱う古物商との戦いが一升庵で繰り広げられようとするところで幕引き。まあ話の骨格はシンプルなので予想外の展開はないでしょうけど、王道の話もこんな感じで定期的にやってくれるほうが読み手のひとりとしては嬉しいです。
ところで、きくち氏は愛煙家なのか、旨いものをとことん味わうことと、喫煙は共存できると考えているようです。おせんが作った料理を食べる前後にたばこをぷかぷか。香りを味わう鼻はもちろん舌もまともに機能してなさそうです。おせんがキセルを口にくわえるだけの絵は粋な感じがして、それほど気にならないものの、食べるシーンの前後でやられたら・・・。
喫煙家に多いんだよね。知識や周囲の反応で旨いものや店はそれなりに知ってるけど、結局味オンチって人。嫌煙というより、吸った後としばらく吸ってない時で味わいが全然違うのを知ってるからそう思うだけなんだけど。
骨董をどこの焼きものであるとか年代とか作者とか気にするのではなく、骨董を楽しむ人自身がそれを美しいと感じるかどうかが大事であるという話を展開している一方で、料理はいい食材で腕の立つ職人が分かりやすい工夫と努力をすれば旨いに決まってるという理屈は通じないと思う。