山賊ダイアリー(6) (イブニングKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063545753

作品紹介・あらすじ

クワガタを捕まえに山へ行き、川では泳ぎながらの魚獲り、海でのキャンプ。そんな夏を過ごした少年は、大人になり猟師となった。ある時は獲れたハトで飢えをしのぎ、またある時は美味なるアナグマを追いかけ、またある時はコイ釣りに挑む。まだ食わぬ獲物を求め、今日も岡本は山へ行く!!

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの山賊。狩猟+調理というワンパターンなのに惹かれる不思議さ。今ならジビエ料理と気取ってもよいのに、素朴なまま漫画にしていて清々しい。今、農業に関係する仕事をするようになり、猪による農作物被害に対抗するためJA職員が罠猟免許を取ったなんて記事を業界新聞で見た時に、まっ先に本書が頭に浮かんだ。さて、くだんのJAさんが罠で猪を捕まえた後のトドメはどうするんだろう?

  • 獲ったシカを、住民を驚かせないように隠れて運ぶ姿はさながら殺人犯w

    それにしてもこの人妹さんと仲良いな。
    メールの内容もだけど、名前を『妹ちゃん』で登録してるのか。まあ妹の名前を漫画で出してないから、便宜上妹ちゃんって書いたのかも知れないけどそれなら『妹』で良い気がするもんなー。

  • 2010年12月頃の猟の話。昔話に出てくるタヌキ汁は、タヌキではなくアナグマだったとは。アナグマの別名:ムジナ。

  • 猟師奮闘コミック6巻目です。
    表紙をめくると「まあ、食えるだろ!!」の文字。捕って食う、が信条のコミック、本巻でもいろいろ食べます。
    とはいえ、当然と言えば当然ですが、食べられる、というのと、おいしい、というのはまたベツモノのようで、本巻に出てくるとある鳥は、想像を絶する「あるもの」の匂いがするそうです。さぁ、あるものってなーんだ? およそ食べる場面とは関係なさそうなものですよ。

    さて、個人的に本巻で一番印象的だったのは、猟犬のエピソード。
    猟犬との猟を楽しむ猟師さんもいます。楽しいのは、ここに出てくる犬連れの猟師さんたちは、猟というよりも、犬にメロメロなところ。自分の犬がいかにすばらしいかを懇々と語り、犬が役に立てば鼻高々。でも飼い主以外が見ると、そんなに大した犬ではないし、失敗もいろいろあるわけです。
    著者の推測では、犬たちはまずはなんと言ってもペットなのですね。猟師さん=飼い主さんたちは「このかわいい犬たちと」猟がしたい。要はペットとの時を楽しみたいのだ、というわけです。犬を飼う→犬を仕込む→猟に出る、となかなかの手間ですが、その時間もまた楽しいのかもしれません。
    生活のためでなく、趣味の猟ならそれもありなんだろうな、と、同じく犬を飼う身としては共感もあります。ペットとやり遂げる猟、楽しいのでしょうねぇ。
    ここに出てくる犬たちは主に洋犬です。確かに賢くはあるのでしょうが、日本の野山の地形には、柴を初めとする和犬の方が実は向いているのではないかな・・・?
    ・・・や、これも自分が柴を飼っているがゆえのひいき目なのかもしれませんが。

    何度か「パラコード」なるものを使う場面があります。へ?何のこと?と思ったら「パラシュートコード」が正式名。アウトドアや軍隊で使用されるナイロン製の紐で、強度が高く、価格もお手頃なのだそうです(とあるサイトでは、3.5mm径のコードで耐荷重250kg、30mで1,200円程度)。色もいろいろなので、ファッションにも使えそうです。
    山歩きは少し内股で歩くのが疲れにくいポイントとのこと。がに股だと主に股関節に荷重がかかりますが、内股にすると複数の関節に力が分散されるのだとか。こういうのはナンバ歩きとかにも通じるのでしょうかね・・・?
    とはいえ、こういう知識は、耳学問で知っても、きっと実地に使うのとはまた別なんですよね(^^;)。生きる力ってなんだろなぁ・・・。

  • やっぱ好きやねん!
    オオサンショウウオってそんな簡単に釣れるんだ。

  • 初版 帯

  • タヌキがよく出る6巻目(笑

    あとはチェロキーがさかる6巻目(笑

  • 水面のエサを食べるのが陸ガモ、水中に潜ってエサをとるのが海ガモ。オオサンショウウオは力強い。

  • 猟師と猟犬の関係に触れた話が面白かったかな。
    なんだかんだで「ペット」で「家族」なんだよなあ。

  • ヒドリガモは陸ガモ 水中に潜って餌を獲るのが海ガモ チェロキー 獲物そっちのけで盛りまくり ヒラタクワガタ寿命は3年ほど 鹿と猪の合挽き ミンサー 柚子林 モグラ大食漢で12時間以上絶食すると餓死してしまう 鯉こく 湯引き 鯰は蒲焼き この日の結論としては川魚は鮎が最高ってことになりました

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著者プロフィール

弁護士、米ニューヨーク州弁護士、証券アナリスト。
岐阜県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。一橋大学法科大学院及びペンシルバニア大学法学修士課程修了。ロイター通信(当時)勤務を経て、弁護士登録。現在は骨董通り法律事務所(東京)パートナー。神戸大学客員教授、JCBI(ブロックチェーン・コンソーシアム)著作権流通部会長などのほか、著作権、Web3などに関する関係省庁の委員も務める。趣味はリズムタップと茶道(松尾流)

「2024年 『著作・創作にかかわる法律 これでおさえる勘どころ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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