- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063608854
作品紹介・あらすじ
死を操るマジックショー・魔術列車殺人事件地獄の傀儡師からの脅迫状に従い、北海道行きの特急に乗った一。列車という密室で起こった殺人。一瞬で消えた死体は、遠く離れたホテルの一室に移動していた
感想・レビュー・書評
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【魔術列車殺人事件】収録。
シリーズに欠かせないキャラクターが初登場するターニングポイント的な作品。
完成度が高いです。掴みからラストまで派手な演出で魅了してくれます。
しかし、団長殺しの密室トリックや運搬方法は、既視感というより某作品の「まんま」なので、もう少し何とかならんのかなと思いました。 -
列車という密室でのトリック。
バラバラのされ吊るされた団長の姿が衝撃的だった。
それにこの事件の黒幕として高遠(地獄の傀儡師)が初登場。
ところで、これ以降、高遠は常にこの顔で登場するけど、初対面の金田一に素顔をあらわにしたのは、今にして思えば無防備だと思う。 -
やっぱり金田一は最高だ。と云うことで再熱したのをきっかけに全巻集めてしまいました……金田一には昨今のキャラクターばっかり目立つ推理小説・漫画には無い浪漫を感じます。摘んだ巻が魔術列車なのは単なる好みです。でも個人的には六角村と蝋人形館がツートップです。
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『血ノヨウニ紅イ薔薇ヲドウゾ』────警視庁に届いた脅迫状によって、金田一たちが乗った魔術列車。そこで起きた爆弾騒ぎ、そして殺人事件。電車内で忽然と消えた魔術団長の謎。そして、次々と起きていく連続殺人事件。地獄の傀儡師シリーズ第一弾。マジックめいたこの事件に挑め!