彼岸島(31) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063618969

作品紹介・あらすじ

鮮血のサスペンスホラー!!
人をさらい、生き血を吸う村人が住む島。そこから生きて還ってきた者は誰もいない───。
明の兄も2年前に連れ去られ、現在その島で一人、身を隠し生活している。そして明本人にもついに魔の手が忍び寄る。
謎の美女が現れ、悪魔の物語が始まった───。

友の仇を討つ為、五重の塔に乗り込んだ明!二階を護るアマルガム・まり子の幻術を打ち破り、ついに反撃の狼煙を上げた。一気にまり子を追いつめる明であったが‥‥。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画喫茶で読みました。

    まり子へ反撃開始、
    まり子撃破、
    拷問部屋は三階だった。
    四階で水牢に閉じ込められ水攻め、
    排水溝を破って回避する。
    この時点で五重の塔に入って二日が経過しているっぽい。
    水牢の天井のガラスを破って最上階へ上がり、
    雅と直接対決、
    剥製部屋。

    相変らず刀も鉄格子の切れ端もピンポイントでスポッする。
    ていうか、わざわざ鉄格子の切れ端を隊長リュックに入れたんだから、何かの伏線なのかと思ったのだけど・・・。
    天井から崩れたガラスに埋まってしまっただろうし、単に天井に投げてみてガラスに傷が付かないことを確認するためだけに用意された舞台道具なんだろうか?

    風林火山の掛け軸が飾られているのに少し笑ってしまったよ。
    雅の趣味なんだろうか?

    剥製の炭坑の姫を目の当たりにして、最初に剥製だと思うのって地味に観察眼が鋭すぎると思う。

    ---

    まり子:
    混血種吸血鬼(アマルガム)。
    醜女だったため人間のときも吸血鬼のときも馬鹿にされる。
    雅は馬鹿にしてこなかったのでベタ惚れして混血種吸血鬼に。
    その際、反対した両親を切り刻んで殺し、骨を縫い合わせて拷問部屋に飾っている。

    河童隊長:
    雅の護衛隊長。
    まり子によって下半身を消失し、リュックに入って明に背負われる。
    明の血が吸い放題だと思うのだけど・・・。
    水牢で明を軽々と天井まで放り上げたけど、そういや吸血鬼は怪力設定があったな。
    五十嵐といい隊長といい、なんで吸血鬼ってあんなカタコトみたいな喋り方になるんだろうか?

    雅:
    ポンと篤とケンちゃんの仇。
    吸血鬼は興奮すると目が黒くなるらしいけどコイツは終始黒い。
    いつも興奮しているのか、吸血鬼としての純度が高いからなのかは不明。

    五重の塔三階:
    まり子の拷問部屋がある階。
    それ以外は特になにもなさそう。
    本棚のある部屋の、本に隠されたボタンで四階への階段が出る。

    五重の塔四階:
    天井が低い狭い迷路の階。
    外見的には普通なのでどういうカラクリなのかと思ったら、どうやら上下移動もある立体的な迷路となっているっぽい。
    水牢へ落とす罠がある。
    ちなみに「隘路(あいろ)」とは「通るのが難しいほどの狭い道」のことだそうな。

    水牢:
    五重の塔の四階にある、天井に厚さ40センチほどのガラスが張られた牢屋。
    閉じ込められると水が注がれて溺れさせられる。
    電気も通ってなさそうな塔で、どうやってそんな量の水を塔の四階まで汲み上げて貯水しているのかは不明。
    また、使い終わった水は塔の外に捨てられる。
    天井のガラスの上は最上階に繋がっている。
    厚さ40センチのガラスってだいぶスゴい技術だと思うのだけど。
    まず、重い。
    そして屈折率の問題も出てくる。
    ちなみに現代の水族館はアクリル板を使っている。

    五重の塔五階:
    最上階。
    雅のいる階。
    四階水牢のガラス天井と繋がっている。
    板の間と畳部屋、更に邪鬼の剥製が置いてある部屋がある。
    少なくとも5部屋以上が一直線に並んでいる描写がある。
    また、3畳の部屋もあれば、16畳を超えてそうな部屋もある。
    邪鬼は全体的にデカいので、それらを収納している部屋も大きい。
    どういう空間になっているのだろうか。

    剥製の部屋:
    五重の塔の五階にある、制御が難しかったり役立たずな邪鬼を雅が直々に殺して剥製にして置いてある部屋。
    サカナの邪鬼や頭の硬い邪鬼、更には亡者まで剥製にされている。
    巨大な太郎や炭坑にいた目玉の邪鬼、猛威を振るった炭坑の姫までも剥製にされている。
    太郎は絆創膏が張られた状態で、炭坑の姫に至ってはヨダレが垂れた状態で剥製にされている。
    剥製にする意味も不明。
    どうやってあんな巨大で複雑な形状の剥製を作り、そしてどうやって塔の最上階に運んだのかも不明。
    蛇の邪鬼の剥製は見当たらなかったので生きている可能性アリ。

  • 未感想

  • 河童隊長とかいうオアシス的存在

  • すごい勢いでツッコミ入れたくなる。明さんが無敵すぎる

  • ギャグマンガとしてなら読めなくもないw

  • いよいよ雅と最終決戦だけど、吸血鬼の隊長と仲良くなりすぎだろ。

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著者プロフィール

1974年6月4日生まれ。デビュー作は第39回ちばてつや賞<ヤング部門>大賞を受賞した『彼女は笑う』。代表作に『サオリ』、『クーデタークラブ』などがある。

「2015年 『彼岸島 48日後…(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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