ツバサ(17) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063637441

作品紹介・あらすじ

こことは違う別の世界にある国、玖楼国。そこである日、謎の遺跡が見つかる。玖楼国の姫・さくらがその遺跡に足を踏み入れた時、謎の光とともに、さくらの記憶が羽根に形を変えて様々な次元に飛び散ってしまう。さくらの幼なじみの少年・小狼はさくらを救うため、次元を超え羽根を探す旅へと出発する!!

小狼と『もう1人の小狼』の対決はつかぬまま、小狼はファイの片目を奪い姿を消す。瀕死のファイは小狼のため死を望むが、黒鋼は次元の魔女に助けを求める。次元の魔女はファイの命を昴流に救わせるかわりに水の対価を黒鋼たちが払うことを提案。その対価を手にしファイを救うため、さくらは過酷な旅へと赴く!!

感想・レビュー・書評

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  • 重傷を負ったファイの命を救ってほしいと黒鋼は次元の魔女に依頼し、一方吸血鬼である昂流(すばる)はうしなわれた水をもとにもどしてほしいと次元の魔女に依頼します。そこで侑子は、昂流の血をファイにあたえさせてその命を救うとともに、あるものを取ってくるようにと黒鋼に告げます。この侑子の依頼にこたえるため、さくらはみずから志願してたった一人で侑子への対価となるものをさがし求めることになります。

    一気に物語の全体像が明らかにされた前巻の帰趨を回収する巻といった印象ですが、前巻につづいてシリアス度高めです。ほのぼのとした小狼と仲間たちとのやりとりがなつかしく感じられます。

  • サクラの姿が痛々しい……。CLAMPはこういうところが容赦ない。
    ファイが吸血鬼になって、黒鋼が餌というまさかの展開だけど、なんだかBL的に感じてしまう。
    黒鋼はもう「本当の強さ」を手に入れたのでは?
    そして小狼はどうなるのだろう。もうあの小狼が戻ってこないと思うと寂しい。きっと戻ってくるんだろうけど、CLAMPは容赦ない展開も多いから不安。

  • 少年マガジンコミックス

  • それぞれの世界で、魂ではなく本体で
    物語の核心に近づいていきます。

  • こんがらがってもうわからん~

  • ファイと黒鋼の間に断ち切れぬ絆ができました。ファイのこれからの展開が楽しみです。それにしても皇昴流、初めて私が読んだのは「東京BABYLON」だったと思うのだけど、どんな内容だっけ?たぶん手元に無いよな~(T∇T)

  • 4-06-363744-1 c9979 183p 2006.11.17 1

  • シリアス一色。
    CLAMP作品における「餌(エ)」って、いろんな意味があるんだろうか…?

    ファイが生きててよかった。
    本体小狼と写身小狼が入れ替わり、だんだん怖い展開になってきたな。
    今回モコナがいい味出してます。

  • アニメを観ていただけで原作には興味なかったのに、なぜにこの巻を購入したのか。それは、裏表紙の言葉「魔術師に届け! 熱き忍者の想い!」に萌えたからだったのでした……。不謹慎ですみません。

    それまでの経緯などをまったく知らないので、ストーリーについては何も言えないんだけども、とにかく黒さまとファイさんの関係は、なんだかものすごいことになっていた……! ここまで濃密な関係性なんて、BLマンガでもそうそうないよ! つらいものなんだけど、特に思い入れもなく感情移入していない私にとっては、無邪気に萌えられたのでした。不謹慎。でもいいの、楽しいから(←自己中心的性格)。ただ、ファイさんが侑子さんに打ち明ける黒さまへの想いは、読んでてとても苦しかった……。

  • 東京国
    Chapitre125 生命の音
    Chapitre126 終わりある生
    Chapitre127 一番の望み
    Chapitre128 二人の狩人
    Chapitre129 都の夜
    Chapitre130 踏み越えた線
    Chapitre131 罪深き者達
    Chapitre132 信じる怖さ

    みんなから笑顔が消えていく…。サクラちゃん…痛い痛いすごくいたい。みんなの所に帰れて良かった…。

    エゴを離れた選択なんて存在しない。誰もが身勝手な理由で誰かを踏み越えて生きている。それを自覚するのは大変なことだ。

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