仮面ライダーEVE 2 哀哭篇: 小説

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063646948

作品紹介・あらすじ

門脇純はショッカーによって、自然現象を操る能力を持った怪人=ガイボーグに改造された改造人間だった。人間を守ることで、自分の存在を確立しようとする純に、ショッカーの怪人たちが次々と襲いかかる。ある朝、純は猫の姿の怪人を発見した。ネコ怪人を追った純は、そこで自分によく似た男に出会った。その男こそ、30年前に生き別れた父、門脇純一郎だった。純一郎もまた、ショッカーに改造され、改造人間になっていたのだ。「ショッカーに戻れ」と諭す父。果たして純の決断とは…。物語はいよいよクライマックスへ。石ノ森章太郎が遺したアナザーストーリーここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • ライダーマンが爽やかな上に格好良くて驚いたけど、ちょっとしたミスするところは変わっていなくてほっこりした。
    著者の方もライダーマン好きなのではないかと思ってる。

  • 物語の中の門脇純(ガイボーグ)=主人公の台詞
    「こんな獣のような姿になっても、心だけはより人間らしくありたいと思います。
    獣でない証として、ボクは人類を脅かすものと戦いたい。」

    それを受けての一文字隼人(仮面ライダー2号)の台詞
    「改造されて肉体的には人間を大きく凌駕している俺たちだ。
    だからこそ、それに伴って優しい心を強く持ち続けなければならないと思う。
    そうでなければ、俺たちは怪人と同じだ。」

    このやり取りが印象的でした。

    石ノ森章太郎さんって、スゴいですねぇ!

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著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年(昭和一三)、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ009』(講談社児童まんが賞)、『佐武と市捕物控』(小学館漫画賞)、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻(アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞)、『マンガ日本の古典1 古事記』など多数。一九九八年(平成一○)一月死去。

「2022年 『文庫 新装版 マンガ日本の歴史 全27巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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