こころ(2) (KC デザート)

著者 : ももち麗子

• 講談社 (2007年3月13日発売)

感想・レビュー・書評

[strawberrysnowさんの感想 · 2010年11月6日]

昔の問題提起作品集と違って、どんどん主人公が深みにはまってく。

[あおんさんの感想 · 2008年8月9日]

万引きが誰かの人生を狂わせてしまうなんて.......。
万引きに罪悪感を感じなくなっためぐみは万引きGメンとの駆け引きに勝ちさらに有頂天に！
その陰でめぐみたりの万引き被害で経営難におちいったスーパーの店長の苦難はふくらみ........。
万引きで犯した罪が現れる二冊目。コレを読むと万引きをする気も一秒で失せます。

[ユウさんの感想 · 2007年3月13日]

あれだけの万引きを繰り返していたくせに<BR>
なんの社会的制裁も受けさせずに話を終わらせていいものなのか。<BR>
万引きは犯罪だ。こんなきれいごとでは済まされない。<BR>
毎日万引きと戦っている書店員からしたらぬるすぎる。

著者プロフィール

2月25日生まれ、東京都出身。『君におくるメモリー』（「フレッシュフレンド」冬号）にてデビュー。問題提起シリーズ『ひみつ』『であい』『こころ』（いずれも「デザート」にて連載）は、レイプや出会い系サイト、万引きなど10代の少女たちの心の闇と社会問題について扱い、話題を集めた。他の代表作に『トモダチごっこ』『とけない恋とチョコレート』など。

「2019年 『大人の問題提起シリーズ　さけび（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」