まりんこゆみ(1) (星海社COMICS)

著者 : 野上武志

• 星海社 (2013年7月10日発売)

作品紹介・あらすじ

世界最強の海兵隊に日本の女子高生が入隊!？ 誰も知らなかった海兵隊員（まりんこ）の日常が今、明らかに――。ちょっぴりおバカな新兵・南雲弓と、女だらけの仲間たちと繰り広げる、予測不可能なブートキャンプライフが今始まる！ 過酷な訓練、不味い飯……。Web連載時から機密スレスレなまでのリアルさに全世界の現役・OB海兵隊員が騒然!？　全ページフルカラーで単行本化！

感想・レビュー・書評

[亞綺羅さんの感想 · 2021年2月23日]

米国大統領が夢!?という女子高生が、その夢に向かうために、ノリと勢いと運に恵まれてアメリゴ海兵隊に入隊……冒頭の突飛な展開に、一瞬ついていけなくなりそうになる。
主要キャラクター紹介と、入隊からのドタバタ、座学での組織概略まで。
ブートキャンプの厳しさが、面白おかしく描かれている。

女性陣の三者三様の入隊への思い、セクシーショット(色気の無いシルキーセクシーと呼ばれる下着の話)を混ぜつつ……かけるとどんな美人もド不細工になるメガネ(避妊メガネ)など、名前がいちいち気になる海兵隊の支給品……
教官の典型的なMIND FACK…理不尽この上ないのだが、結局、多様な人間を効率的に掌握するには、こうした手段しかないということか……(難しいな…)
主人公・ゆみのあだ名は「アンテナチビ」…命名の破壊力w
ドナがいちいち海兵隊をディスっている、その言葉の指すところが興味深くもある。
"Semper Fi!"(常に忠誠)
遠い国のことのように思えるが、日本の沖縄に3MOF(第三海兵作戦群)がある。

書き下ろしまんがは弓の日本の友人たちの視点。
海兵隊をよく知らなかったり、映画の罵詈雑言のイメージ、よく酔っ払った輩による事件をディスってる。
「一人の兵のふるまいが日米同盟にかかわるんだ！！」というデリンジャー教官のコメントが数多久遠『航空自衛隊 副官 怜於奈』( https://booklog.jp/item/1/4758443300 )にもあった、基地問題の根底とその対策が、この一文に集約されていた。
高校の友達からは「すぐリタイアするよｖ」とたかをくくられている。

[nimbus3さんの感想 · 2018年10月22日]

コミック

[m89ciyさんの感想 · 2014年11月16日]

ネットで読んでます。

[おーい粗茶さんの感想 · 2014年5月6日]

日本の女子高生が海兵隊に入隊する1ページ1話完結のオールカラーコミックで、この巻では「女子版フルメタルジャケット」の訓練の日常が描かれる。萌え絵で日常ギャグなのだが、実体験を元に描かれているらしく、話のタネ的な面白さに満ちている。

[aktioさんの感想 · 2014年4月12日]

海兵隊漫画。

海兵隊の入隊から訓練までをストーリー化。かなりリアルな（知らないけど）展開です。ひたすら苦しいだけではないギャグ展開は悪くない。

[ヤチさんの感想 · 2013年7月29日]

面白かったー。百合とかフレディとかそういうネタ好きよ。
次回も楽しみに待つよ！ok?
しかし、協力者の人の体験談なんだろうけど、女性体員の視点てほんと珍しいなぁ。gjジェーンぐらいだわ。
んでガンアクションとかミリタリが設定に加わる漫画アニメだとすっ飛ばしてる部分だしね。勉強にもなったのだ

[杉浦印字さんの感想 · 2013年7月15日]

とにかく教官の怒声で右から左、このテンポはなるほどマンガならでは。映画等で多少は聞いた話だけどそこに省略されがちな細かいディテールが積もってくるのが楽しい。編集者のどーでもいい欄外コメントは興をそぐけど、たまにマンガのいいフォローになってて良し悪しだなあ。

[K@さんの感想 · 2013年7月10日]

まりんこゆみ 1巻：日本のJKが海兵隊に就職する話
http://orecen.com/manga/marine-corps-yumi01/

著者プロフィール

漫画家・イラストレーター　代表作『セーラー服と重戦車』『蒼海の世紀』等

「2017年 『まりんこゆみ（7）』 で使われていた紹介文から引用しています。」