- Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063724295
作品紹介・あらすじ
森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!!
その森にはボロボロに壊れ、音も出なくなったピアノが捨ててあった。度胸試しにも使われる通称「オバケピアノ」は、夜になるとポロ~ンとひとりでに鳴るという。その「オバケ」の正体……音が出ないはずのそのピアノを鳴らせる、ただ一人の少年……その名は、一ノ瀬海(カイ)!!
感想・レビュー・書評
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小学生〜中学生の頃に熱中して読みました。
一ノ瀬海の「そんなの一回聴いたらわかる(弾ける)」という言葉に、耳コピが遊びだった私はジェラシーを抱いていました。
甲乙つけ難い世界です芸術は。 -
1〜16巻まで読了。『森の端』という歓楽街に住み、森の中に捨てられたピアノと共に育った父親のいない小学生・一ノ瀬海(カイ)と、カイのいる田舎に転校してきた世界的なピアニストを父に持つ小学生・雨宮修平の二人の成長を描いたストーリーで、聴こえないハズの音が聴こえてくるマンガです。それにしても作者は子供を描くのが抜群に上手いですよね。それぞれのキャラが見事に確立しているのでついつい感情移入してしまいます。ほのぼのとした暖かさと、神秘的な世界観を持った傑作です。上戸彩が声優を務めたアニメ映画も素晴らしい出来!
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森のはた、という被差別地域に生まれた少年、カイ。
森の中に捨てられてあったグランドピアノが天才ピアニスト一之瀬カイを育てていた。 -
とってつけたような描写に違和感を抱くところもあれど、一片のシーンが凄く綺麗で爽やかな読後感を残すところもある。ピアノと森、こんな魅力的な組み合わせがあるだろうか。
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ピアノは習ったことが無いし、クラシックもよくわからない。
だが、親からのススメで小学生から読み始めて気づいたら、自分の中で大切な大切な漫画になっていた。
漫画から音色が聞こえてくるのだ。
大人になって何度読み直したことか。
おすすめの一冊は?と聞かれたら間違えなくわたしはこのピアノの森と答えるだろう。
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和牛の水田がオススメしていた。20年以上前の連載やし絵も古いよね。天才ピアニストと努力家ピアニストとの遭遇って感じなんかな。あんまり惹きつけられんかったけど読み進めていくとハマるのか。
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修平の転入をきっかけに一ノ瀬の能力に周りが気づき始める導入の巻
小学生ってしょうもないやついっぱい居るよなとか思いながら読んだ -
私が編集したこの世でたった一つのもので…記憶するとしたらオタマジャクシの数は一万個は下らない‼︎ でもコレ"ラジオ体操"をジャズ風にアレンジした曲なのよ