ジパング(32) (モーニング KC)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063726312

感想・レビュー・書評

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  • イージスシステム、沈黙!! ――草加操る「大和」が放った三式弾によって、“60年後のイージス艦”「みらい」の対空レーダー、SPY-1Dは崩壊。“電子の眼”を喪った「みらい」の行く手は、闇に閉ざされたのか……!?(Amazon紹介より)

  • (2007.11.23読了)
    サイパン島沖、マリアナ海戦はさておいた形で、「大和」と「みらい」の戦闘が続きます。
    水偵からの草加少佐の対空戦闘用意の意味は、「みらい」に対して、三式焼霰弾を使えということだった。三式焼霰弾は、対航空機用の兵器で砲弾内にゴム弾子996個を内蔵し、時限信管で起爆する。弾子は、3千度で燃焼しながら、半径224メートルの範囲に拡散し、目標に襲い掛かる。航空機は高速なので、時限信管の調整が難しく成果はあまりなかった。
    「みらい」は、高速ではなく、装甲が薄く、精密機器が外部に露出しているので、非常に有効な兵器となる。
    「みらい」は、「大和」の後部射撃指揮所を破壊することで対抗しようとする。
    「大和」の後部射撃指揮所の破壊に成功するが、三式焼霰弾の攻撃で、精密機器がすべて機能停止になってしまった。(対空レーダー、対水上レーダー、電波探知妨害装置)
    「みらい」に残された手段は、シーホーク(ヘリコプター)で、「大和」を攻撃すること。
    パイロットは、佐竹一尉、指揮官、尾栗三佐、支援、青梅一曹。
    積み込んだ砲弾は91式携帯地対空誘導弾ハンドアロー。熱源追尾方式になっている。
    「大和」の熱源は機関部に直結する煙突。機関部が破壊すれば、航行不能になる。
    (ハンドアローでヘリコプターから誘導弾を発射したら、発射の反動で、ヘリコプターの外に放り出されたり、ヘリコプターの操縦が不安定になったりしないものなのでしょうか。)
    誘導弾3発命中させたが、「大和」へのダメージは確認できない。「大和」からの反撃も始まった。
    電波探知妨害装置が機能しなくなったため、米軍からも、「大和」「みらい」2隻の存在が確認される。
    索敵機を飛ばし、確認をしようとしている。
    (2007年11月24日・記)

  • 続刊中。全巻あり。
    自衛隊の艦が戦時中へタイムスリップ!核がーーキャー 好き。

  • 待ちに待った32巻☆<br>
    息もつかせぬ「やまと」VS「みらい」の展開。<br>
    イージスシステムを破壊された「みらい」はSH60Jを発進させる。<br>
    とりあえず小栗には無事でいてほしいです。

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著者プロフィール

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。

「2023年 『黒旗水滸伝 大正地獄篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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