- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063760750
作品紹介・あらすじ
律は受験を控えた高校3年生。弟の調、妹の奏、そして父を亡くしてからも温かく自分たちを育ててくれた母と4人暮らし。ところがある日、母の病気が発覚。入院する母に代わり、律がはじめて台所に立つことになり……。小沢真理がおくる、おいしくて優しい物語。
母の入院が長引く中、時に難しすぎるメニューにチャレンジして四苦八苦したりしつつも、律は料理の楽しさに目覚めはじめる。そして、そこに母が退院するという朗報が! 早川家が喜びに溢れる退院当日、律は意外な事実を知ってしまい……。
感想・レビュー・書評
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律くんが出生のヒミツを知らされます。
お母さん以外から言われるのはつらいだろうなーって思いつつ友達がいいやつで泣けました。
そのことで悩むけれど料理漫画なだけあって食事で解決されます。
長々引っ張るわけではないようでそこもいいと思います。 -
母の入院に伴い、自分の進路や将来に悩む主人公・律。弟や妹も口喧嘩をしながらも成長していく。自分はどうあるべきか、悩む彼の周りには個性豊かで不器用ながらも支えようとしてくれる仲間たちが居た。
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のほほんとした漫画だと思っていたのですが、やはりそうきたかって感じでした。そして、親子丼食べたくなりますね~笑
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1巻を購入した次の日に本屋に買いに行きました。笑
今回も楽しく読めました♪( ´▽`)
律が自分の出生の秘密を知り、家族と距離をおくシーンはとても切なかったですが、家族みんなでご飯を食べることで家族であることを認識したシーンが良かったです。
親子丼食べたくなりました← -
1巻に比べるとシリアスかな?早く続きを読みたい。
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ちょっと重い。
でも、家族で食卓を囲む事はイイなぁと、つくづく思いました。 -
レシピつきの漫画ってことで「きのう、何食べた?」とかぶりますね(^_^;)
最近 孤食ぎみの我が家には ちょっと羨ましいカンジでした・・・
家族が笑顔で食卓をかこむのって やっぱり1番の幸せなのかな~ -
相変わらずいい人だけど、どこか感情が乏しく、現実味がない主人公、律。
全てにガツガツ熱く構えません。
でも、料理をする時にはギャルソンエプロンなど、さりげなく楽しんでいるのはわかります。
母の退院が決まり、兄弟のまとまりもよく、明るい家庭ですが、受験をしないことから出た、おばの軽率な発言。
突然、自分の出自に疑問を抱きはじめた彼。
思えば、周りがとても人間らしく喜怒哀楽が豊かなのに、一人優雅に夢のような存在でいたのは、周囲との差を際立たせたかったのかもしれません。
おばの発言は、現実味がなくて、なんだかストーリーの作為が見えるようですが、そのことで傷つき、少し家と距離を置いてしまった彼。
若干、リアルさを帯びてきました。
カレーチェーンのボンボンが律のクラスメイト。
金にまかせて派手な遊びをしているけれど、正反対の性格のような律とも仲良し。
両親が仕事に忙しく、お金だけ与えられているため、モノには不自由していなくても愛情に飢えています。
ボンボンの性格は環境の結果によるもので、仕方がないですね。
でも、考え方はとてもまともだし、ひねくれ切っておらず、きちんと親に甘えることもできるのが、素晴らしい点。
落ち込んだ律を、不器用に励ましたりもしています。
ヒール役かと思いきや、いいキャラですね。
売り物の卵をうっかり落としてしまい、3パックを買うことになった弟。
そのうち割れた10個で何を作ろうかと、律に泣きつきます。
これまで調理は全く手伝って来なかった弟も、いよいよキッチンデビュー。
家族で親子丼を作っていました。
これから、育ての親とのやりとりがひと山あるとは思いますが、話の展開が少し強引で、いいように人工的に作られた感の強い作品なので、素直すぎる律を素直に読んでいけないような感じ。
これ以上読み進めるかどうかはわかりません。
プリンス・チャーミングを読みたい人にはいい話だろうと思います。