Sunny Sunny Ann! (KCデラックス モーニング)

著者 :
  • 講談社
4.22
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本棚登録 : 166
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063766547

作品紹介・あらすじ

モーニング(講談社)で不定期に掲載され、その度に大きな話題を呼んできた山本美希のデビュー作シリーズがついに単行本化

持ち物は一台の車と自由だけ。彼女の名前はアン。太陽のように力強く輝く。自由でいられなくなるくらいなら、家族も家もいらない。
一人旅を続けるアンの前に現れる、旅人、娼婦、家出少女、新婚夫婦、未亡人たち…。殺人、強姦、誘拐、誘惑、裏切り、信頼、愛情、すべての人生は一本の道でつながっている。

感想・レビュー・書評

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  • 良質の短編ロードムービーを観ているような作品。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「短編ロードムービー」
      ふ~ん例えが秀逸やな
      「短編ロードムービー」
      ふ~ん例えが秀逸やな
      2012/09/04
  • 山本美希さんの作品『Sunny Sunny Ann! (2012)』を読了。 先月に読んだ「ハウアーユー? (2014)」でも思ったが。やっぱ、山本美希さんの描写が好きだな。 ”エドワードとローラ”がお気に入り。傑作。

  • まんが

  • 人生風まかせ。
    こんな生き方もあるんだろうね。

  • 家を持たずに車で生活するアンの物語。
    「家がない」のではなく「世界が自分の部屋」なのだ!
    開放的な気持ちよさが清々しい漫画でした!!!!

  • 洋書の絵本みたいな、映画みたいな。そういえば女性一人のロードムービーって自分は見たことなかったが、筆運びも主人公も大胆のびやか。自由であり続ける事を譲らない。やっぱりものすごく日本的じゃない。そこが読んでてうれしい。

  • ざかざかざかざか、シャッ、はいできました(汗だく)と完成したであろう映画的なマンガ。
    行間と風情がある洋画。

    なんでこう映画のセックス描写ってのはなんとなく悲しいのばかりなの。あ、これはマンガだけど。

  • ざくざくとした線と、シンプルな絵柄が魚喃キリコを思わせる。
    爆弾とリボンも好きだけど、こっちの方がわかりやすいかな。
    個人的にはもう少しアンの出生に近寄ってほしかったけど
    それを描き過ぎてしまうとなんだか蛇足にもなりかねないし、
    ここまでだと物足りないけれど、思い切っているというか、
    そこがこの物語がすっきりしている所以なんだろうと思った。

  • コマの構図がとても素晴らしくて、映画をまるまる一本観ているかのような作品。明るくて力強くて、優しいアン。そんなポジティブなことばかりじゃないけど、アンの生き方、発する言葉、セリフひとつひとつに考えさせられる。

  • ロードムービーのような、大人向けのマンガ。コマとコマの間にも物語があるかんじ。

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著者プロフィール

マンガや絵本の創作活動を行い、2012年に刊行した『Sunny Sunny Ann!』(講談社)で第17回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。著書にマンガ『ハウアーユー?』(祥伝社)、絵本『ねえねえ あーそぼ』(エンブックス)など。物語内容と表現手法の関係に関心がある。

「2019年 『片岡義男COMIC SHOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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