- Amazon.co.jp ・マンガ (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063768688
作品紹介・あらすじ
動物でも植物でもない、生命の原生体──”蟲”。時にそれはヒトに妖しき影響を及ぼし、人智を超えた現象をも呼ぶ。それらを調査し、それぞれがあるべき様を示す”蟲師”ギンコの果て無き旅路。第4巻は「虚繭取り」「一夜橋」「春と嘯く」「籠のなか」「草を踏む音」を収録。TVアニメ版でも鮮烈な印象を残した連作が、迫力の大判サイズで登場!
感想・レビュー・書評
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第4巻になりました。
1巻あたりではちょっと子供っぽかったギンコですが、この巻では随分大人っぽくなりましたね。
等と思って読んでいると、最終話「草を踏む音」ではまた子供ギンコが出てきました。昔に戻ったりまた現在(?)になったり。ギンコだけでなく、ストーリーもけっこう長時間かかって完結するものがありますね。このへんが「蟲」の時間なんでしょうね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと悲しい話が多かったかな。我ながら単純ではあるが、やはり最後は幸せな結末であってほしい。
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蟲師の通信手段て、結構危ういものなんだなー、と。
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力があってもなくても切ないな...
常に移動しないといけないのも一つ所に留まり続けないといけないのもそれしかないとなるとつらい。 -
ギンコも本当は出来る事ならひとところにとどまりたいんだよなぁと思いました。割り切って生きてるけど、強がってるわけではなくて、素直に苦笑いしながらさみしいと認めるのが切なかったです。最後の話はそんな中でも少しほっと温まる話でした。
この巻は意図してなのか、結末を描ききらない、終わったところから始まる話が多かったなと思いました。良い話も悪い話も。終わらない。ループ。