攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX ~The Laughing Man~(2) (KCデラックス)
- 講談社 (2015年3月6日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063771183
作品紹介・あらすじ
時は西暦2030年。超高度ネットワーク社会で凶悪化するサイバーテロや電脳犯罪に対抗すべく、政府は非公認の超法規特殊部隊・公安9課(通称:攻殻機動隊)を組織した。そんなある日、公安9課に所属するトグサに刑事時代の同僚から一本の電話が入る。これは6年前発生した企業テロ事件「笑い男」事件につながるものだった‥‥。『攻殻機動隊S.A.C.』の代名詞ともいえる「笑い男事件」シリーズが、ついに幕を開ける!!
警視庁の謝罪会見現場に6年ぶりに現れた「笑い男」。いまだ犯人の手がかりが何ひとつ掴めていないにもかかわらず、警視庁は突然「ナナオ=A」と呼ばれる男が容疑者として捜査線上に浮上してきたと発表する。公安9課は、すべて警察内部の秘密工作だと睨み、ナナオをマークしつつも、独自捜査で真犯人を追いかける。そんな折、長年の沈黙を破って、ついに真の「笑い男」が姿を現す!! いったい「笑い男」の狙いはなんなのか!?
感想・レビュー・書評
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トグサが似顔絵描くぜ、と意気込んで始めたものの、出来上がったのは「笑い男」マーク。という、「笑い男」で一番好きなシーン。
驚きに固まる9課の面々と、記憶を疑いもいないトグサ。電脳の上書きによる記憶操作。
いやー、してやられたというのと、簡単に騙せてしまうという怖さにぞくぞくしましたね。
個人的に「笑い男」のハイライトです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
監視や潜入のサスペンス・ストーリーと同時進行で丁寧に散りばめられた謎の断片。良くできた脚本と演出だ。作者の『極東綺譚』時代もちょっと思わせる。