小説 映画 ちはやふる 上の句 (KCデラックス)

  • 講談社
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本棚登録 : 92
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063773941

作品紹介・あらすじ

競技かるたを新から教えてもらった、千早と太一。ある日、新が東京を離れて福井へ行ってしまうことになり、「かるたを続けていれば、また会える」と誓い合って、小学生の3人は別々の道を進んでいく。
 高校生になった千早は、都立瑞沢高校で競技かるた部を作ろうと奮闘する。千早と学校で再会したのは、私立の進学校へ進んでいたはずの太一だった。部活として認められるように部員をかき集め、部長にもなり、千早のペースに巻き込まれていく。
 個性的な仲間達と、畳の上での真剣勝負。全力で、かるたにまっすぐ向きあう、千早。
 千早の新に対する気持ちを知りながらも、千早に近づきたくてかるたを続ける太一。
 遠く離れた新への、それぞれの想いを抱きながら、かるたに青春を懸ける……。

感想・レビュー・書評

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  • 青春ですなぁ。この年になると、一句一句の歌の意味も深く掘り下げて知りたくなってきますね。しかし、競技カルタは様々な技があるんですねー

  • 実写版の前編「上の句」のノベライズです。

    映画は、とても面白かったですが…、
    本作品の著者の時海さんは、
    中学生編のノベライズも書いているだけに、
    作品の世界観も、いぃ感じで確立していて、
    本作品も、負けずに面白かったです。

    ノベライズ版に期待している、
    映画では描き切れなかったエピソード等は、
    本作品では、特に見られませんでしたが…、
    映画では表現しきれなかった、
    各キャラクターの心情が、読み取れました。

    また、映画は、原作漫画の再現度も、
    作品としての完成度も、高かったですが…、
    展開もシーンも、スピード感があり過ぎて、
    実のところ、細部に?も残りました。でも、
    本作品で、その辺りもよく補足できました。

    映画は、
    かるた部を創設するまでの「序」、
    都大会に向けて特訓を行う「破」、
    都大会を戦う「急」の3部構成でしたが…、

    やはり、原作からの最大の改変となります、
    新がかるたを辞めるきっかけとなる事件を、
    「破」に持ってきたことが、吉か凶か…?、
    後編「下の句」では、注目したぃですね…。

  • 2016年公開
    監督 : 小泉徳宏
    ==
    競技かるたに青春をかけた高校生の努力と友情のお話し。

    王道スポ魂映画をがっつりやりきって、清々しい、想像よりもすごくよい作品でした。競技かるたの世界に対しての知識や奥の深さを純粋に知れるという意味でも、とてもよく描いているように素人としては思ったわけで。個人的には元剣道部員として、あの五人戦の「One for all. All for one」なジリジリ感、さすがでした、よくできてる。

    あと、広瀬すずがもっとも輝くのはやっぱり、「全力疾走」だと思う。ほんとに、輝いている。

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著者プロフィール

長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究にたずさわったのち、2003年作家デビュー。著書に「あさきゆめみし(全5巻)」(大和和紀・原作)、『平家物語 夢を追う者』『竹取物語 蒼き月のかぐや姫』『枕草子 清少納言のかがやいた日々』『南総里見八犬伝(全3巻)』『真田十勇士』(いずれも講談社青い鳥文庫)、『小説 ちはやふる中学生編』(講談社)ほか多数。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属。

「2022年 『×××HOLiC  映画ノベライズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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