昭和元禄落語心中(3) (KCx)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063805925

感想・レビュー・書評

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  • 与太郎の「ししょーがかっこいいからまあいいかウヒヒ」に同意。

  • 若い師匠本当に綺麗

  • 師匠と先代助六のやり取りが小気味よくて癖になる。昔の落語会の雰囲気がこうですといわれたら納得してしまう時代考証などもすごい。

  • 菊比古と助六の絡みはとても絵になるし見ていて楽しい。
    ずっと一緒にいて欲しいと思います。
    菊さんの女形色っぽい!
    みよ吉さん、美人なので菊さんとお似合い。絵になりますね!

  • 1-3巻よんだー。え、ええね! すごくいい! 寄席にいきたくなりました。八雲師匠の若いころが、本当にかっこええ。助六もええキャラだしね!

  • 菊比古と助六の物語が続く。
    面白いんだけど、与太ちゃんの癒しが恋しくなる。
    みよ吉さんは嫌いじゃないけど、助六との関係は哀しい気がする。
    二人して似たような、けれど決して同じではない思いで菊比古を見ているのがなぁ…。

    そういう展開だから、余計に与太ちゃんが恋しいのかも。

    しかし助六の落語もすごいね!ああ、聞いてみたい…。
    でもこの時代の菊比古も、今の師匠とは違った艶がありそうで、すげ興味ある

  • 八雲と助六編。
    時代もあってかなんだか切ない。
    でもこのふたりいいなぁ。
    みよ吉と助六どうなるのか気になるところで終わっちゃうし…

    2013.5.9読了

  • 第3巻。
    八雲(菊比古)と助六の回想・青年期中盤部。落語における助六の人気に、菊は焦りを感じる。自信をなくしていた菊を支えたのは芸者・みよ吉。彼女に背中を押されながらも、ある演目をきっかけに菊は頭角を現し、”自分のやりたい落語”を掴みはじめる。

    自分の落語を目指せば目指すほど、少しづつすれ違いを見せる菊と助六。芸を極めるためにみよ吉から離れようとする菊、そんな彼を真っ向から皮肉るみよ吉。皆素直でなくて、読んでいて切なくなる。けれど、この回想自体が1編の落語を聞いているようで、目が離せません。
    次の巻で回想は一段落するとか。忘れかけていた主人公・与太郎の登場にも期待’(笑)

  • 過去編が2巻から続行。

    今回は助六と菊さんの二人が真打ちになるまでが描かれています。

    年の功か、いまは八雲になった菊さんは澄ましてて欠点の無さそうな食えないおじさんだけど、昔はちょっぴり弱気で後ろ向きでなんだか可愛いよな。それを型破りで底抜けに明るいその性格で引っ張っていくのが助六さん。

    八雲師匠が偏屈になったらそれを引っ張っていくのは与太郎なんだろうなぁとおもったり。

    与太郎も小夏も助六も菊比古も師匠たちもたくさんの人がいろんな想いを持っているものの、形は違えどみんな落語を愛しているんだなぁとつくづくよく伝わってくる漫画ですね。今回は助六と師匠が落語の行く先について意見をぶつけあっているのをみて、落語をやったことのある身としては嬉しくなりました。

    愛しの猫っ毛もそうですが、雲田さんが描くキャラはどの人も魅力全開ですね。なにより表情が豊か!私は落語をやっていますが、ニン分けにおいてのキャラクターの違いが表情からすごくわかりやすい。同じ助六でも、お代官をやってるとき、お調子者をやってるとき、親方をやってるときとでは全部表情がちがう!落語の臨場感をよく表しているとおもいます。

    ストーリーとして気になるのは、ラストの助六の腕のなかにいるみよ吉のなにかを企んでいるような顔。菊比古へ復讐してやるという言葉も気になるし、みよ吉は助六に言い寄って、菊比古へ復讐する展開かなぁと勝手に想像したり。それに関連して小夏の両親である二人が死んでしまうのかなぁと。

    続きが気になる3巻です!

  • 与太郎くん出てこないな・・
    と淋しかったのですが。
    師匠素敵でした。

著者プロフィール

漫画家。2008年、短編『窓辺の君』でデビュー。2010年より初の長期連載『昭和元禄落語心中』を「ITAN」(講談社)にて執筆開始。2014年第18回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、第38回講談社漫画賞・一般部門を受賞。2017年手塚治虫文化賞の新生賞を受賞。同作完結後は三浦しをん原作の『舟を編む』をコミカライズ連載中。そのほかBL作品を多数発表。

「2017年 『落語の入り口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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