センゴク天正記(14) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
4.14
  • (14)
  • (15)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 189
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063821697

作品紹介・あらすじ

戦国史上、最も失敗し挽回した男の物語!! 
織田信長の新政権が起こった天正年間の頃。織田家中、羽柴秀吉の下、仙石権兵衛秀久(せんごくごんべえひでひさ)は22歳にして千石の土地を治める武将となり、来るべき武田家との合戦に備え、力を蓄えていた。信長、秀吉ら、時代の英雄たちのすぐそばで、激しい合戦に明け暮れた権兵衛が、肌で感じる”戦国時代のリアル”。それは、驚きと興奮に満ちている!!

羽柴秀吉の軍勢二万が、因幡鳥取城を包囲した。一方、孤立した鳥取城中を束ねるは、毛利家随一の名将・吉川経家。互いの顔が見えるほどの至近距離に対陣した名将同士が、かつてない"補給合戦”に挑む!! “人を動かす天才”羽柴秀吉による鉄壁の築城包囲戦‥‥鳥取城渇え殺しの凄惨なる結末とは!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 信長・秀吉に仕えた武将仙石秀久(権兵衛)を主人公にした戦国成長物語第二部第十四巻。鳥取城攻略戦完結。
    この巻の見どころは秀吉側の軍師・能吏の知恵働きと、毛利方吉川経家の男気の対決か。決して秀吉側に劣ったわけではない経家の力。大局を見通した潔い最期と子らへの手紙が涙を誘う。

  • 羽柴秀吉の軍勢二万が、因幡鳥取城を包囲した。一方、孤立した鳥取城中を束ねるは、毛利家随一の名将・吉川経家。互いの顔が見えるほどの至近距離に対陣した名将同士が、かつてない“補給合戦”に挑む!! “人を動かす天才”羽柴秀吉による鉄壁の築城包囲戦……鳥取城渇え殺しの凄惨なる結末とは!?(Amazon紹介より)

  • 2017/9/12~20京・奈・名・神・阪、関西の旅に入手した物!

  • 吉川経家という武将にここまでスポットライトを当てた戦国モノは初めて見ました。どうしても秀吉視点のものが多かったため、鳥取城攻略は三木の干殺しと同一に見てしまいましたが、それぞれの戦争に異なるドラマがあったことを感じます。

  • 秀吉による鳥取城の兵糧攻めが描かれる「鳥取城渇え殺し編」がメイン。果たして秀吉は難攻不落の鳥取城をどのように攻略するのか。そして、それを迎え撃つ鳥取城主の吉川経家。互いに索を読み合う戦いが描かれる。

    そして、収録最後の話では、いよいよ織田家が武田攻めに着手!「武田征伐!甲州崩れ編」がスタート!

    今巻も鳥取城攻めの様子が文書などを元に描かれていて、面白かったです。武田攻めや今後起こるであろう本能寺の変もどういうふうに描かれるのか楽しみです。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

漫画家 富山大学中退.2001年「ヤングマガジン」(講談社)掲載の『春の手紙』でデビュー.主な著作:『センゴク』全15巻 2004年~2007年.『センゴク外伝 桶狭間戦記』2007年より連載中.『センゴク天正記』2007年より連載中(いずれも講談社刊)

「2010年 『浜松の城と合戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

宮下英樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×