- 本 ・本
- / ISBN・EAN: 9784063825268
感想・レビュー・書評
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まだ幾島との事とか終わってないから続きをお待ちしております先生( ;ᯅ; )
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黒い山羊の犯人みたいな人がたくさんいると思うとイヤになる。
学生運動の生き残りの高齢者がテロをやる話と同じくらいには好き。 -
私がこの漫画を、第一部の時から好きな理由には主人公であるエイジが能力を支える心や、単純な腕っ節が強い点、凶悪犯に迫っていく過程のハラハラ感、志摩さんとの関係性、たまに挟まれるギャグ回の威力の他に、発生する事件が異様な真実味、リアリティを帯びているってトコがある
濃厚な取材を行っていなければ、こうも、読み手にフィクションと割り切らせながらも、「現実に起きちゃっても不思議じゃないよな、こんな事件が」と思わせるストーリーは組めない、と私は思いながら、読んでいる
今回の『黒い山羊』編は、特に現代社会の闇を深く大きく濃く切り取っており、思わず、背中に寒いモノが一気に走った
殺人は決して許してはいけない行為であるが、今回の犯人、ブラック・ゴートはブラック企業に大事な人間を無慈悲に奪われており、ほんの少しだが、同情してしまいたくなる背景を持ってしまっている。そんなドラッグや歪んだ思想からではなく、血も涙もない個人や集団に傷つけられ、未来に希望を持てなくなった、いや、希望を奪われた人間が凶行・復讐に走ってしまうやるせなさもまた、この作品の魅力と言えるだろう
身も蓋もない言い方になってしまうが、ブラック企業が現代社会から駆逐される事は今後、どんなに就労状況が法律で改善されても、決してないんだろうなぁ
何と言うか、毎日、キツいなぁ、と思っちゃいるが、私の会社はまだマシ、と思わされたシリーズだった・・・・・・
この台詞を引用に選んだのは、ともかく、衝撃的だったから -
これは…堪えるな。
著者プロフィール
朝基まさしの作品





