鉄風(6) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.16
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879742

作品紹介・あらすじ

ゆず子と戦うために、新人枠選抜トーナメントに出場した夏央。女子プロレスのホープを倒し、準決勝進出を決める。次の対戦相手は、幼なじみで女子高校空手女王・沢村早苗!かつて同じ道場で空手を学び、そして因縁により決別した夏央と早苗。二人に遺恨決着の時が迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 過去の話って長々だらだらやるからあんまり好きじゃないんだけど
    回想をチョコチョコ挟む感じでいろんな人の過去が垣間見えていいな!

  • 完全にまっすぐなものなんて自然界には存在しない。生きていれば、何かしらの歪みを抱えるのは普通のことだ。ゆず子はまっすぐ過ぎるのだ。だから不自然。だから気持ち悪い。だから無敵だ。
    逆に夏央は捻じ曲がり過ぎている。そしてその悪意をぶつける相手を探し、その矛先はゆず子へ…。

    準決勝2試合。勢い衰えてませんね。面白かった!6巻がなかなか出ないから、描くのが嫌になったのかなぁと心配してたんですが。決勝戦が楽しみです。

  • 待ちに待った待望の続巻。石堂夏央と馬渡ゆず子、一方は絶望と嫉妬から格闘技の才能を開花させ、一方は希望と努力から格闘技にのめり込む。真逆でありながら、狂った青春を送る二人の生き様が金網ファイトで映える!!第7巻が待ちきれないぜよ。

  • あいかわらず演出がお上手。早苗と拳を組み交わそうとするシーンで鳥肌たった

  • 2年待った甲斐がありました。

    夏央vs早苗
    ドラマ的にもアクション的にも熱い!

    止まってる方は是非追いついてほしい。

  • いや~、待ったなぁ、新刊が出るのを
    どれくらい待ち望んでいたかって、『BLACK LAGOON』くらいに待っていた(笑)
    相変わらず、レギュラーの女子らは、性格が歪んでいる
    ホント、女子格闘系漫画のトップだろ、この『鉄風』
    戦わなくても美しさが内面から滲み出ている少女が、月並みな「勝ちたい」、「勝たなきゃならない」理由を削ぎ落として、狂気混じりの意地、ただただ、「負けたくない」、それだけを剥き出しにして拳を相手に叩き込む事で、より美しく見える
    強くなればなるほど、勝ちを得れば得るほど、心は渇き、夏央を苦しめる
    しかし、彼女は弱いがゆえに、その苦しみと真っ向から向き合わず、責を他人に押し付ける
    そんな夏央と、早苗の「ガキの喧嘩」は観戦ていて、ワクワクした
    一方で、ゆず子もまた、格闘者としてでなく、女としてでもなく、人間として異質
    夏央とは違った歪み、欠落を抱えている
    彼女にとって、「勝ち」が目的でなく、「強くなる」事も格闘技をやる理由じゃないんだろう。努力が好きな訳でもない。単純に、格闘技をやるのが、相手と全力で戦えるのが楽しい、それだけだ
    ただ、純粋に「楽しい」を最優先するが故に、自分を蔑ろに出来てしまう。「楽しい」を得る為なら、自分が傷つこうが、相手をブッ壊そうが、気にしない。逆に、理解できないのだろう、楽しい事に、「辛い」「苦しい」などの理由で全力を出せない人間の「普通」が
    並みの強者とは異なる『気持ち悪さ』を抱えている、この二人がライバルになるのは当然、そう思わせるストーリーが大好きだ
    にしたって、この巻のオマケ漫画は、本編でのハラハラ、ドキドキ、興奮を吹き飛ばしかねない程、読み手を笑わせに来る、鋭い一撃だった
    まるで萌えんな・・・だが、そこがいい。これはこれで、ご飯が進みそう

  • 待ちに待った最新刊
    夏央、ユズコ、両者の過去が遂に…ってか、どっちもどっちやなぁ
    一方はひん曲がりすぎて一周してまっすぐやし、もう片方は欠落しててまっすぐしかあり得ない
    まぁそんな両者がいずれぶつかるからこそ面白いのだが…
    ちゃんと真っ当な早苗にもスポットが当たっててよかった、まぁあっさりと夏央が勝ったけれど納得だ
    ただゾクリとするような台詞、展開は今回はなかったかな…説明巻か

  • 系列誌名物休載行方不明かと思い、一時は本当に心配した。戻って来て良かった

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著者プロフィール

1979年生まれ。
2007年『囚われクローン』が「アフタヌーン」四季賞を受賞し、デビュー。
代表作に『鉄風』。

「2021年 『寄生獣リバーシ(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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