宝石の国(3) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.34
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本棚登録 : 2681
感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063879926

作品紹介・あらすじ

漫画界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。
今から遠い未来。地上の生物が海に沈み、海底の微小な生物に食われて無機物となり、長い時間をかけて結晶となった宝石生命体、のような存在が生まれた。その宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人(つきじん)に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。

フォスの初陣、冬眠、新たな宝石。 宝石のカラダを持つ28人と、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人(つきじん)との果て無き戦いが続いていた。主人公・フォスは月人との戦いの最中に両足を失ってしまったが、新たに取り付けた足によって驚異的な脚力を身につけた。その力を活かすべく、アメシストとともに初の実戦に挑む。その後、宝石たちは冬眠を迎えるが、フォスだけは眠らずに、冬のみに活動する宝石と行動を共にする。

感想・レビュー・書評

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  • 皆の寝間着姿が凝ってるとか寝相が面白いとか寝起きが色っぽいとかは置いといて、とにもかくにもアンタークの最期に衝撃を受けた。そしてまた変わるフォス。アンタークの代わりとして。。。

  • 世界観が少しわかって来てストーリーも徐々に面白くなって来た。空気感とか好きです。
    綺麗なのに恐ろしい空気感が独特。

  • フォスが体の一部を失う度に役立つ体に変わっていく。
    でももうかつてのフォスはいない。
    少し面白くなってきた。

  • アンタークチサイトが月へ連れ去られてしまう巻。
    この作品、ずっと美しくて、ずっと少し哀しいんだけど、アンタークチサイトのことはそれを象徴するエピソードだったと思う。

    「冬をたのむ」と笑ったアンタークも、アンタークを失って強くなった、強くならざるをえなかったフォスフォフィライトも、哀しい…。

  • アメシスト砕いた月人の兵器がエグい。
    アンタークが流氷砕くとき、なんで反対側に走って行ってからぶっさすんだろうと不思議だったんだけど、ヒールでヒビ入れてから脆くして砕いてるのか……。

  • 先生がかっこいい、みんな良い子だなあ・・・。

  • 自分のためにしか生きてこなくて、子どものままだった人が、大人になるのって大変なことなのね。誰かのためと思っていても、それは自分のためでしかないし。

  • アンタークが一番好き

  • 主人公の手がなくなる

  • 2014-8-31

  • フォスの初陣、冬眠、新たな宝石。 宝石のカラダを持つ28人と、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人(つきじん)との果て無き戦いが続いていた。主人公・フォスは月人との戦いの最中に両足を失ってしまったが、新たに取り付けた足によって驚異的な脚力を身につけた。その力を活かすべく、アメシストとともに初の実戦に挑む。その後、宝石たちは冬眠を迎えるが、フォスだけは眠らずに、冬のみに活動する宝石と行動を共にする。(Amazon紹介より)

  • アンタークのあのシーン。焼き付いちゃうよ…

  • 低硬度から「勇気」をとったら、なにもない。
    遠い未来、不死のカラダを持つ宝石たちと、月人の戦いが続いていた。他の宝石たちが冬眠する中、主人公・フォスフォフィライとは、冬のみに活躍するアンタークチサイトと行動をともにする。強くてもろくて、戦う宝石たちの物語。
    ------------
    海の底での出来事から新しい足を手に入れたフォスフォフィライト。急に早くなった足を活かしたく、さっそく「戦争」のお仕事へ出るように。
    アニメでも見ていた話の中でもとてもつもなく切なく、好きな冬の物語。天真爛漫だったフォスフォフィライトが欠けていくにつれ、強くなっていくのが本当に切ない。

  • 冬眠とアンタークの回。お兄さんたちが寝ている間に、フォスがえらく変わってしまった。そしてアンタークは…。

  • アンタークチサイト、フォスよりも柔らかいのね。なんかけっこう世の中には特殊な鉱物があるんだなあ。金剛先生って何者?

  • .

  • カバーがキラキラでとてもきれい。中の表紙と少しだけ絵柄が違うところも素敵。

    14.初陣
    15.冬眠
    16.流氷
    17.緒の浜
    18.アンタークチサイト
    19.新しい手
    20.冬の終わり
    冬のくに

  • 先生のこと忘れたらどうしてくれる!

  • 痛みも感じない、修復も可能、再生も可能であるにも関わらず、少しでも欠けてしまうとその分の記憶がなくなってしまうアンタ―クチサイトの「先生のこと忘れたらどうしてくれる!」と言う怒りが痛い…

  • フォスがどんどん色々なものを取り込んでますね。
    それと同時に元あった記憶が無くなっていくフォス…
    元のあのひょうきんな性格の彼は戻ってくるのか気になります。

    冬眠する場面の描写が好きです。あんなフカフカそうなところで眠って見たい…

  • アンターク

  • 【内容】
    ・冬眠と冬の仕事
    ・新しい腕

  • バッキバキやぁ〜

  • 主人公「フォス」をはじめとした宝石の身体を持つ28人と、彼らを狙う「月人(つきじん)」の戦いを描く物語の第3巻です。

    冬が訪れ、冬眠を始める宝石たちですが、とある失敗を悔やむフォスは、冬季間警備に当たる「アンタークチサイト」と「先生」の3人で過ごすことに。

    一時的に登場キャラクターが絞られ、シンプルな状態で描かれる冬景色が非常に美しく、絵柄ともマッチしていて素晴らしいです。
    新キャラクターの「アンタークチサイト」も魅力的で、2巻までとは違う雰囲気の中で世界観を楽しめます。
    2巻以降付属している口絵のキャラクター紹介では初出の情報もあるので、そういった細かな面も楽しめます。

  • 宝石達が月の住人(どう言ったらわからない。強いて言えば魂?)にさらわれないように日々戦ってるっていうのが何となくわかってきた。

    「月の住人」と「先生」って一体何者なんだろう?

  • 何だかよく分からないけど、どんどん仲間が減って切なくなってくる。フォス切ない。

  • ゆるい感じもあって、独特の世界観。

  • 絵がキレイでストーリー、構成の安定感が素晴らしいです。
    漫画に読み慣れた玄人向けな作品と思います。

  • 四巻読みたい〜…
    何となく全く異世界なのに現実に当てはまるなぁと思うから台詞が響くのかもなぁ。
    好きです。
    やっぱりキャラクターがかわいい所も好きな理由。ダイヤとボルツも、ルチルも、勿論フォスも。あと先生もいいなぁ、堅そうなのに頑固親父っぽさがなくて。

  • アンタークチサイトが切ない。フォスフォフィライトの何故脚が動かない、何故手が動かない!と仲間がやられていく瞬間に思うその気持ちが切ない。

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著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2022年 『宝石の国(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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