大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 163
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063882995

作品紹介・あらすじ

僕は鈴木実(すずきみのる)、16歳。誰にも言えない悩みがあるんだ。それは、時々高校時代の母さんが見えること。どうやらそれは、死んだ父さんの記憶がフラッシュ・バックしてるみたいだ。父さんの想いも混じってるせいか、僕は母さんのことを──。 このやり場のない感情をどうしたらいいんだ! というわけで、僕は煩悶の毎日を送っています……。

感想・レビュー・書評

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  • たまらんね。

  • フェチズムの塊

  • フラッシュバックしなくて良い、、、

  • "僕は 母さんに恋してる
    だって しょーがないじゃないか
    僕には 母さんを好きだった父さんの記憶が 混じっているのだから……
    もしこれが 死んだ父さんの 意志だとしたら
    "フラッシュ・バック<あんなもの>"を見せて 僕にいったい何をさせたいのだろう…?"

    これでもかと詰め込まれたフェチズムを読むのが楽しい。
    大蜘蛛ちゃんの反応がどこまでも母親のそれなのが良い。
    実が一に大蜘蛛ちゃんに似たところを見たシーンがうまく言えないけどすごく良かった。
    フラッシュバックが起きる理由は何かあるのだろうか。

  • 2巻まで購入

  • こんなかわええお母ちゃんとだったら恋愛したいわ。このお母ちゃんに高校生のときに出会ったら絶対に恋に落ちてしまいそう。

  • オカンが可愛い。

  • 確かに、植芝先生ほど、エキセントリックって表現がピッタリ来ちゃう、青年漫画家もいないだろうな
    浅い感想、と言われるのは承知だが、この『大蜘蛛ちゃん、フラッシュバック』はぶっ飛んでいる
    マニアック、フェティッシュ、コア、ニッチ、チープ、玄人向け、色々な印象が浮かぶ
    好きなもんを好きなように描ける、それは植芝先生に、その我を貫けるだけの、確固たる実力があるからに他ならない
    描き手の「好きなもの」が詰まっているのに、つまらない内容になる訳がない
    まぁ、万民受けはしづらいだろうけど、そんな些末な結果を気にするような、二流漫画家じゃない、植芝先生は
    あくまで、私個人の意見だけど、植芝先生のセンスは、『ああっ女神さまっ』の藤島康介先生に匹敵している、と思う。植芝先生の作品のクオリティが上がっているのは、藤島先生がいるからであり、逆もまた然りだ
    これからも、両先生には切磋琢磨していただきたい
    この『大蜘蛛ちゃん、フラッシュバック』のストーリー、どのジャンルに入れていいのか、迷うところである
    ラブコメと言えば、ラブコメなんだろうが、何せ、主人公が恋に落ちた相手が、母親。しかも、その理由が、不意に記憶で光る、死んだ父と生きている母との思い出ってんだから、何じゃ、こりゃ、と頭を抱えるしかない
    けど、面白いんだよなぁ、文句なしに
    藤島先生の作品とは違った方向性の、妙な色気がお母さんから漂っているもんだから、実に悩ましい
    設定こそエッジが効かせられているが、ラブコメとしては展開が正道ってのも、読み手の心を刺激してくる
    何っつーのか、男が夢見るシチュばかり
    果たして、この不毛だが、決して、不純ではない、恋路の行方や如何に
    何故、父の記憶が息子にフラッシュバックするのか、その謎もいずれ、明らかになるのだろうか?
    また、実と一さんの関係が、どう変化していくのか、そこも注目
    しかし、作中で自分の前作を宣伝するってのはアリなのか?これも、植芝先生が担当さんにOKを出させるだけの実力があるってのを証明しているか
    どの回も、胸キュンポイントが満載だが、個人的に一推しなのは、やはり、掴みとしてバッチリな第1話「誰にも言えない悩みがあるのです」だ。欲を言えば、カラーページで見たかったなぁ
    この台詞を引用に選んだのは、中々にインパクトがあったので。男心をくすぐるのは、女の子の小悪魔っぽい言葉だけでなく、こういう感情丸出しの悲鳴でもある。この絶叫が一番、植芝先生の癖を感じるってんだから、可笑しく深い

  • 悪くないはずなんだけどどこかしっくりこない、何だろ

  • 沙村広明先生と並ぶ、アフタヌーンが誇る2大ミリペン作家の一人による新作なので期待しています。

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著者プロフィール

1991年、コミックオープンちばてつや賞一般部門受賞。代表作に「ディスコミュニケーション」「夢使い」(2006年TVアニメ化)「謎の彼女X」(2012年アニメ化)がある。2017年より月刊アフタヌーンで本作「大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック」を連載。

「2020年 『大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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