少年の残響(1) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063907056

作品紹介・あらすじ

あがり症のエーリヒ、少女のように美しいカルル、そして漠たる不安を打ち消すがごとく歌をうたうミヒャエル……。刹那に輝く硝子のように脆く儚い日々と命、なにが哀しみかもわからぬまま、少年たちは生きていく……。

アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では子供たちに勉強と合唱を教えるギムナジウム。彼らの歌声は、人々へ捧げられる癒やしの調べ。しかしその歌にはもう一つの意味があった、それは――。

感想・レビュー・書評

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  • 友達が少ない人が好きな漫画だと思う。

    「本当の優しさ」とかそういうことについて考えた気分になれる漫画。
    では実際、この漫画からなにか得られるかと言うとそんなことはない。せいぜい「表面上って甘やかすだけが優しさではない」程度の陳腐なもの。

    特殊な環境にいる少年たちの苦悩や成長を、少年たちの目線から描くことができているのが素晴らしい。あと絵がとても綺麗。
    この作品から新しい考えを得ようとするのではなく、ただ世界観に浸るのがいい。

  • 身寄りのない少年達が集まるギムナジウム(全寮制男子校)が舞台。表向きは少年合唱団、裏では暗殺集団と化する。
    彼らを指揮する先生もこの学校出身で、子供達を危険にさらさなければいけないことに葛藤している。
    少年達は声変わりをしたらほぼ殺されるようだ。
    そして、そこはかとなくBL臭がする・・・。

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