たわら猫とまちがい人生(1) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 29
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784063951547

作品紹介・あらすじ

生まれた時から「なにか間違ってる」方向に誘われ続けてきたフツーの女の子「ことり」。地味ーな日常生活を送りながらもあきらめずに夢を追いかける中現れたのが、ふてぶてしいデブニャンのたわら猫。果たしてこの猫は福を呼び込む神の使いか、はたまた、ことりをさらに間違った方向に導く貧乏神か‥‥。ぷにゅぷにゅデブニャンが繰り広げる、女子的日常生活奮闘マンガ!

バンドデビューの夢破れ、東京で一人暮らす沼田ことり。ある日、家に押しかけてきたのは米俵みたいにふとった猫!! 居座ってしまった猫と仕方なく暮らすうち、ことりの人生に今まで無かったような騒動が巻きおこる‥‥。ことりとデブ猫が繰り広げる福呼ぶフォーチュン・ストーリー♪

感想・レビュー・書評

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  • どちらかと言えば、犬派の私でも楽しめる、猫が登場する癒され漫画
    そう、私は思っていたが、周囲にいる猫派の漫画読みの反応を鑑みるに、犬派だからこそ、逆に抵抗なく読めるらしい
    まぁ、確かに、表紙で大迫力を醸している猫はビッグサイズで、顔つきも可愛いとは言い難い。ふてぶてしさが如実に表れている。私は、このメタボと性格の難が出ている猫相が逆にチャームポイントと素直に受け止められたので、恐らくは、猫好きをこじらせて、猫なら何でも好きってくらい間口が広い猫派でなきゃダメなのかもしれん
    ストーリーは、聞こえが悪くても、良い意味で大した事がない
    自分の未熟な上、育て方を間違えた才能に振り回されている、平凡な女が拾った(・・・懐かれた、じゃなく、居付かれた?)インパクトだけがありすぎる猫によって、日常に変化を与えられて、毎日にそれなりの張りを得る、そんな感じ
    感動できるシーンも、ハッとする台詞もない分、ボケーッと気楽に読める点はかなりの強みだろう
    上手い、と断言はし辛いけど、何となく印象に残る、しつこめの絵柄も個人的には好き
    推しの話は、たわら猫が他の普通に可愛い猫と共演を果たしている、たわら6:『ことりの買い物』
    今後、どんな展開になるのか、全く予想が付かない、猫の気まぐれっぷりが全開の漫画です

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著者プロフィール

日高トラ子:漫画家を志して九州から上京後、19歳で新人賞受賞、20代で読み切り掲載、連載、単行本出版と夢を叶えて30代で「漫画家」として定着する。著作:『たわら猫とまちがい人生』(全7巻。講談社から3巻まで書籍刊行)、『三角的恋愛の饗宴』(全4巻)、『天才子役、誘拐される』(全5巻)、『東京おんな一人飯』(全1巻。KADOKAWAから書籍刊行)。

「2023年 『呪い刻むは我にあり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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