- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784063955590
作品紹介・あらすじ
将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう?勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!
将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう?勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!
感想・レビュー・書評
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ご夫婦ならではの渡辺名人(当時は竜王)のいじり方が微笑ましい。
結婚当時の話題とか、対局がない時の家での様子などが描かれている。
ぬいぐるみが大好きで何十匹もいて全部名前がついていたり、
本棚は1300冊ものマンガで埋まっていたり、
アボガド、キュウリ、ブロッコリー、カブ、アスパラ…、と野菜が嫌いとか、
将棋がなければポンコツキャラの設定。
棋士は過去に指された棋譜をよく記憶している。
だが、将棋以外の記憶力は良いわけではない。
ジョギング中には暇なので(頭の中で)詰将棋をしているらしい。
将棋のことを考えると危ないから、車の運転はしないという棋士が多のだとか。
スポーツでは勝ったら喜びを声や顔や体全体で表すが、将棋は相手の気持ちを慮(おもんぱか)り喜ばない。
対局中に1時間くらいの長考はよくあるが、たいがいが二択で迷っているらしい。
相手の長考のあと間髪入れず指し返すのは悪いので、10分くらい考えるふりをすることもあるそうだ。
現在「将棋の渡辺くん」は6巻まで出ている。(よくネタが尽きないもんだ)
今ちょうど名人戦7番勝負の最中で、昨日勝って渡辺名人3勝1敗で防衛に大手をかけた。
次は5月28/29日で場所は倉敷。
棋王と併せてタイトル二冠を維持しそうな勢いを保っている。
このマンガも「渡辺くん」が強いから価値を増しているのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本書の画像を見たときは、「将棋少年の漫画かな…」くらいにしか思っていなかったが、、、。たまたま図書館で見つけて借りて読んでみたら、メチャクチャ面白い!まさかノンフィクションで、実在の棋士の日常が描かれているとは思わず、大笑いしながらアッという間に読み終えてしまった。続きが楽しみ。
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サンデーLIVE!!で紹介!
勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクション! -
将棋界の頂点に立つ渡辺明竜王。その妻が描く渡辺竜王の日常の真実!
対局姿や解説でのキリリとしたイメージと日常とのギャップがあり過ぎて面白かったです。
棋士には風変わりな人が多いとはきいていますが(羽生善治三冠・妻の畠田理恵さんも夫のことをそのように思っている)、この漫画を読むと自分の夫のことを「ポンコツ」呼ばわりする意味がよくわかりますね。(笑)
特にぬいぐるみラヴァーな世界観にはよくついていっているなー。(笑)
研究熱心で合理的なのも極端すぎると考えものなのにも笑えてしまいます。
自分の夫をネタにしたエッセイ漫画なので、ところどころ内輪受けのようなネタもあるのですが、将棋界の頂点に君臨するような天才たちは、やはり日常でも変わっているという認識を新たにした漫画でした。
これからも風変わりで飽きがこないと思いますので、末永くお幸せに!
さて現在、渡辺竜王は例のスマホ事件の渦中の人でもあり、まさにその発端の竜王戦を戦っているところですが、自分にとってはいつも渡辺竜王の対戦相手の方を判官贔屓にしていて(笑)、今回も負けてほしいなあと思っている次第です。(笑)
ホントにもう、テメー、強過ぎるゾー!-
B級1組陥落からの見事な復活!
初の名人戴冠おめでとー!!
藤井聡太棋聖との雪辱戦も期待しています!!!B級1組陥落からの見事な復活!
初の名人戴冠おめでとー!!
藤井聡太棋聖との雪辱戦も期待しています!!!2020/08/15
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あっという間に読み終わりました。
ほんと変わっている人ですね。
「人生の半分はマンガで学んだ」など、なかなか言えないです。
でも、親近感を覚えました。
これからも応援します。 -
絵の稚拙さは気になるけど、内容は面白い
いっそ、奥様は原作を担当されて、絵はプロの方に描いて貰った方が?とも
思ったけれど、それはそれでつまらなくなってしまうのかも -
もっと好きになりました。将棋も。渡辺棋士も。
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現代の利器を活用する理論派棋士なのだ! 予め先が決まっているからこそ、とんでもなく意外なところに振ることが出来る。行き当たりばったりで進んでいくと、気付いたら緩やかに凡庸なところを辿っている…ということになることが多いんじゃないかな?何も考えずに将棋を指して、気付いたら凄く悪い手を指していた、みたいな感じじゃないかと思うんだけど。
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kindleで読んでいたが図書館の蔵書が書架にあったので
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2刷 帯