曲がった空間の幾何学 現代の科学を支える非ユークリッド幾何とは (ブルーバックス)
- 講談社 (2017年7月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065020234
作品紹介・あらすじ
平行線は交わり、三角形の内角の和は180度を超える! リーマンやポアンカレが創った曲がった空間の幾何学の分かりやすい入門書
感想・レビュー・書評
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こちらは現代的な事項について簡潔にまとめた本。微分幾何学の概要を捉えるために通読するのがよい。
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教科書みたい。
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優れた入門書だと思います。
扱う範囲は微分幾何学、位相幾何学、リー群の初歩と幅広く、本格的な数学書への橋渡しに適しています。 -
レベルは高い。大学レベル。
数学的な厳密さにも配慮をしつつ、幾何学的本質については労を惜しまず、説明してくれている。
随所の小話もおもしろい。ブルーバックスらしくテンポもよい。
非ユークリッド幾何の副読本としてはまたとない素晴らしい本。 -
曲がった空間を数学的な扱いについて書かれている。曲率などの幾何学の用語についての解説が分かりやすい。D.O
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小さいながらも中身は恐ろしく詰まった本。理解できれば数学専攻の大学2年生の幾何の知識はあるとのこと。
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微分幾何の基礎的な所から最先端のペレルマンによるポアンカレ予想の解決まで、平易な解説でうまくまとまっていて良い本でした。もちろん最先端の部分は雰囲気を伝える程度ですが、それでも何を知らなかったので雰囲気がわかって良かったです。
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請求記号 414.8/Mi 81/2023
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測地線について知りたく本書を気軽に手に取ったが、これはないよ。
少なくとも数IIICをやっている人じゃなきゃ理解できない内容。
非ユークリッド幾何学とがっつり取り組もうという方にはおすすめかもしれませんが、ふと興味を持って読もうと思い立ち、買おうかどうか迷われた方。99パーセント、買わない方がよいです。
出版社側も、それは明記するのが筋だと強く思いました。