アホガール(10) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 87
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065102398

作品紹介・あらすじ

「週刊少年マガジン」で連載開始早々、圧倒的な反響を得たアホの子漫画が単行本になりました! アホすぎる女子高生・よしこの日常は、とにもかくにもアホすぎて、幼なじみのあっくんも思わずグーで殴るレベル!? 読むと結構元気になる、漫画スタート!!

アホすぎ!? すごすぎ!! 漫画全ページ描き下ろし! ここでしか読めない修学旅行編収録! ユーウツ吹き飛ばすアホの子マンガ!!

感想・レビュー・書評

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  • 1冊丸ごと書き下ろし含む3ヶ月連続刊行とか、無茶しやがる。

    あっくんはズレてないよ。
    よしこ達を相手にしてるんだから、むしろアレが普通なんだよ。
    たしか『空の境界』でも言ってたでしょ?
    異常な状況において平常を保てる方が、むしろ異常なのではないか、て。

    いくら沖縄の海は透明度が高いと言っても、水中メガネなしに海中で魚が見えるだと!?
    てか、さやかちゃん、水着がブカブカでうっかりすると梅干しの種がこぼれそうだ。
    しかも年頃の女子高校生なのにベランダの鍵も閉めずに熟睡とか。
    あっくんのこと言えないよ、さやかちゃん。

    風紀委員長はちゃっかり修学旅行に参加してるけど、どういう扱いなんだろう。
    あっくん部屋の前の攻防以外は、ホントにただ居ただけって感じだ。
    あと、犬はちゃんと帰って来られたのだろうか?

  • 一冊描きおろしらしいが、その分内容的にはパワーダウン気味。
    苦労はわかるけどねえ……。

  • 笑うしかねぇだろ、これ
    むしろ、笑ってやらなきゃ、ヒロユキ先生が浮かばれん・・・って死んでねぇよ
    いや、けど、ヤバかったんじゃないか、さすがに今回は
    初めてだわ、一冊丸々描きおろしの単行本を読んだのは
    やらせる講談社、別マガ編集部もアホだが、描きおろしきったヒロユキ先生もアホの極みだ
    しかも、質が落ちてないどころか、大台突入に相応しいクオリティになってるってんだから、とんでもないって話だ
    ヒロユキ先生、確実に漫画家として一皮剥けたな。もしかすると、次巻の自画像、剥き出しになってるかも知れん
    そんな戦慄を私に抱かせてくれた、この(10)は一貫して、修学旅行編
    どんだけ面白いか、は皆さんの目で確認してほしい。きっと、笑い過ぎて酸欠になるだろうし、沖縄に遊びに行きたくなってしまうかもしれない
    改めて思ったが、この『アホガール』は、強烈なキャラが集合している
    ヒロインのよしこだけが、頭一つ飛び出しているかと思いきや、彼女に「やばい」と感じさせるだけの底力があるキャラもいる
    こんだけ濃いメンバーがいても、話を破綻させず、面白さを空回りさせてないのは、ひとえにヒロユキ先生の実力に他ならない
    各々に良い所があるけど、やっぱ、私はさやかちゃんが好き
    調整役っつーと語弊があるかも知れんけど、彼女がいるからこそ、キャラのパワーバランスが成立しているような気がする
    当人は「普通」である事を気にしちゃいるようだけど、傍目からすると、この集団の中にいても笑顔でいられる時点で、彼女も結構、アホのメンバー寄りだ
    ブレない「普通」や「平凡」も何気に目立つ。あからさまに変人ではないが、凡人からも懸け離れているのは、間違いない
    女友達、恋人、嫁、いずれにしても選ぶなら、さやかちゃんである
    何か、困った時に相談を持ち掛けたい相手も、彼女だな
    あっくんの事しか頭にない変態風紀委員長は頼りにならんだろうし、茜はやる気こそ出してくれそうだけど、役に立ちそうもない
    そう言う意味では、親身になってくれ、真剣に考えてくれ、真摯な意見を述べてくれる、さやかちゃんが一番だろう
    ただ、あくまで、さやかちゃんが出してくれるのは「普通」の結果
    口も性格も悪いが、乗り気にさせられれば有能なあっくんは、「良い」結果を出してくれる
    そして、悩むより遊ぼうぜ、って自分勝手に行動するよしこが、「最高」の結果を最終的に出しそうである
    自分のやりたい事優先で仲間を引っ張っていくリーダーに、よしこは向いてるんだろうなぁ
    しみじみと、アホだけど無能じゃない、と思った(10)だった
    どの回も一瞬たりとも笑いが止まらない。個人的に、推しなのは第七話。先にも書いたが、この回は何気に、さやかちゃんのズレを感じた。当人はあっくんがズレてると思ったようだけど、何だかんだで受け入れちゃう彼女は世間一般的な尺度だと、「まとも」じゃねぇのでは
    ちょいビビったのは第九話。面白かったってのもあるが、「うおっ」と思ったのも事実。やっぱ、結婚適齢期がギリギリな女性ってのは、切羽詰まると、とんでもない行動力を発揮するんだな。後先が無いジィさんバァさんもおっかないが、結婚を焦ってるアラサー女子も危険か
    この台詞を引用に選んだのは、「なるほど、確かに」と思ってしまったので。納得してしまった以上、私は両手を上げるしかない。計画通り、それは大事だ。しかし、状況は常に変化する。計画に完璧に沿おうとすると、逆に失敗する事もある。変わらないのは強さかも知れないが、変われない、変えられないのは弱さだ。常に、周囲の状況を把握し、流れに身を脱力して任せるのも大事だ

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