なんでここに先生が!?(2)特装版 (プレミアムKC)

著者 : 蘇募ロウ

• 講談社 (2017年9月6日発売)

作品紹介・あらすじ

『なんでここに先生が！？』フルカラー小冊子つき豪華特装版！！大好評だったヤングマガジン本誌史上初の超過激袋とじ漫画＆第２巻初収録の描き下ろしショートコミック他、全ストーリーから選り抜いた名シーンををフルカラーにしちゃいました！児島先生＆松風先生との秘密の放課後が鮮やかに色づいた大ボリューム全３２P！！【※本編内容は通常版と同じです。】

感想・レビュー・書評

[『黒犬』の優樹さんの感想 · 2017年11月13日]

いやー、今回もエロかった
どんくらいエロいかと言えば、立ち読みが勃ち読みになっちゃうレベル
この『なんで、ここに先生が！？』だけでなく、『手品先輩』も、週刊ヤングマガジンには掲載されている。となれば、間違いなく、前屈みになってしまうだろう
私は、さすがに良い年齢なので、そのあたりのコントロールは出来るから問題なかっただろうが、もし、高校時代だったら、ヤバかったかも知れない
私は特装版を購入した。迷う理由は、特にない。だって、付録がフルカラー版の小冊子ですよ。ちょっとの差額を気にしている場合じゃないでしょう、ファンとしちゃ
色がつくと、エロさっつーか、立体感が増す気がした。しみじみ、蘇募先生は乳首の色合いに、強いこだわりがある漫画家なんだな、と感じた
ただ、欲を言えば、もうちょい、ボリュームが欲しかったな。（２）に収録されている番外編の色付きってのは嬉しいが、できりゃ、小冊子だけのオリジナルストーリーも読みたかった。なので、（３）のオマケに期待である
この（２）でも、（１）の佐藤と児島先生は登場するけど、基本的にメインは鈴木と松風先生だ
新たなる主人公である、鈴木は見た目こそ悪鬼だけど、中身は仁愛があり、面倒見もいいナイスガイだ。ただ、やっぱ、外見で大損しており、その青春は華やかとは言い難い
そんな苦労性な鈴木に、特別な感情を持っているのが、全校生徒から「聖母」と慕われている松風先生。幼い顔で、この巨乳、しかも、どじっ娘属性まであり、反則かよ、と思ってしまうレベル
ストーリーの展開は、良い意味で（１）と変わり映えはしていない。あえて言うなら、松風先生の方が、鈴木に恋心をハッキリと持っている分、ラブコメ感が強く、なおかつ、片思いが中々に報われない展開に、読み手は応援したい気持ちになる
想いを伝えたいけど、事あるごとにＨいハプニングが起こり、好きな人との距離を詰められず、恥ずかしい思いをしてばかりの松風先生、ドンマイとしか言えない
ただ、お似合いであると思う、この二人は
要するに、ちょっとしたキッカケだと思うんだよな、あとは
鈴木自身も、松風先生に対して、ハッキリとした好意を持っている。今は、自分に優しくしてくれる教師への感謝が前に出ちゃっているけど、何らかの動きがあれば、その感情は一気に恋色に塗り替えられるだろう
その背中を押す役目を担ってくれそうなのが、松風先生の妹である、さやちゃんだ。彼女も、何だかんだで、姉そっくりな個性の持ち主らしく、ラッキースケベられ体質っぽい？
彼女が無自覚でする、良い仕事が鈴木と松風姉の距離を一気に詰め、その関係を教師と生徒から、恋人に変える事を期待している
次巻でも、主人公とヒロインが変わるのだろうか？私、今、週刊ヤングマガジンを立ち読みしてないから、作品の展開が分からんのだよな
あくまで、予想だが、（３）のヒロインは体育教師なんじゃないかな。小麦色に焼けた、水泳部の顧問。競泳水着が似合ってる微乳美人、アリだと思う
主人公は、勉強も運動も人並みだけど、家事スキルは抜群に高く、女子力が低いヒロインの身の回りの世話を積極的に焼いてくれる、オカン系男子など、ピッタリではなかろうか
どの回も好感が持て、睾丸にリビドーが溜まっていく。その中でも、私が一推しするのは、２０時限目「ぴぎぃバック」だ。絶頂しちゃった瞬間がエロいってのもあるが、それよりも、松風先生が鈴木の優しさで、恋に落ちた瞬間に甘酸っぱい気持ちにしてもらったってのが大きい
内容が内容なので、思いっきり誤解されそうだが、この作品は正統派の恋愛ものだ
この台詞を引用に選んだのは、鈴木の、顔からは想像できない、人の好さが如実に出てるからだ。やっぱ、人間、見た目で判断しちゃ駄目だな。私も目つきの悪さで苦労しているので、誤解されまくっている鈴木の心労が分かる。陰口を叩かれ、周囲から怯えられながらも、根性がねじ曲がらず、堂々と生きている彼は実にカッコイイ。松風先生も、そりゃ、惚れる

[lovemusic718さんの感想 · 2017年9月8日]

主人公とヒロインが交代し、強面の鈴木＆優しい松風先生がメイン。
1巻同様に、いろんなエロいハプニングがあるものの、松風先生のほんわりとした恋心も感じられてとてもかわいらしい。
佐藤＆児嶋ペアももうすこし見ていたいなぁ。

著者プロフィール

二次創作で活躍。その後、ヤングマガジンで「なんでここに先生が！?」を連載。

「2023年 『らぶ　あんど　ぴーす（1）』 で使われていた紹介文から引用しています。」