月に吠えらんねえ(8) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.19
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本棚登録 : 139
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065109496

作品紹介・あらすじ

萩原朔太郎作品や北原白秋作品のイメージをキャラクター化し、評論や研究でさえ言及できなかった深みを、漫画ならではの自由さで描ききり、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・新人賞を受賞! 長い旅に出た親友・犀に再会した朔はついに小説街の龍くんと出合うが……!? 朔を巡る謎の鍵を握る龍くんとともに縊死体の真実に挑む詩歌俳句エンターテインメント!

感想・レビュー・書評

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  • "「若く ってのも妙な話だよな
    実際 俺達いくつなんだ
    死がないってことは 時の流れが止まってるってことか」
    「詩人は 時間経過に弱いから 特にそうなったのかもしれないね
    小説は時間経過の文学だけど」"

    「おれの嫌いな犀だ」のシーンの朔くんの表情……。
    龍さん辺りの話がまた……凄まじい……。

  • 曖昧なことにも意味があったことの濃密さ。

  • 徐々に明らかになる世界の片鱗と、相変わらず濃密な引用の数々にそろそろ溺れそうです。

  • 明治の文学を太平洋戦争につなげる漫画。
    龍之介出た。けど、死んでいた。
    僕らは祈りだった、んですか。

    明治は、大正は、よい時代だったんだな、とこういう漫画を読むと思う。
    摩利と慎吾とかね。彼らは至福の時代を生きたのであった。
    当時を生きた人がどう思っていたかは知らない。肝心なのはそこな気がするが知る術はない。

  • 遂に犀さんの顔が…!
    そして龍さんもがっつり登場。とっても素敵なキャラで気に入りました。

    そろそろ物語も佳境かな。
    続きが楽しみ。

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著者プロフィール

四季賞2000年夏のコンテストで、応募作『孤陋(ころう)』が大賞授賞。アニメーション監督・新海誠氏の『秒速5センチメートル』のコミカライズ企画に抜擢され、月刊アフタヌーン2010年7月号から連載開始。オリジナル連載『まじめな時間』を2012年2月号から連載開始(全2巻)。日本の近代詩歌俳句を2次創作し話題を呼んだ『月に吠えらんねえ』(全11巻)は 2017年第20回メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。

「2021年 『月に吠えたンねえ(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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