リアルアカウント(19) (講談社コミックス)

著者 : 渡辺静 オクショウ

• 講談社 (2018年4月17日発売)

作品紹介・あらすじ

キミは、誰にホントに必要とされてる？　舞台はSNS！　賭けるはツナガリ！　新世紀型デスゲーム始動！！　衝撃と興奮の「頭脳バトルコンペ」受賞作！！

ただただ残酷性が亢進し、純粋なる悪へと性格変化する──。アタルの予言に戦慄するユウマだったが、その恐怖を消せぬまま、新たなるデスゲームに挑むことに。今度の敵は「会長マーブル」。プレイヤーの中の裏切り者を炙り出せ！ 死を呼ぶ学級会『匿名教室』開講！！　疑心暗鬼のチャイムが鳴る♪

感想・レビュー・書評

[スグル日和さんの感想 · 2018年5月4日]

新デスゲーム「匿名教室」。プレイヤーの中に潜んでいる「会長マーブル」をあぶり出して投票し、処刑せよ！

（ネタバレあり）
１時間に１回投票によりプレイヤーが必ず処刑される鬼ルール。
穂村アイリはやはり脱落か。死亡フラグ立ってたもんな…。
しかし告発されたときも「今できる事は美を以て潔白を表現する事だけですわ…！」とステキなポーズ。
そして会長マーブルの「恐怖の表情を！！」という煽りを正面から否定し、最高の美で死を迎えるのめっちゃスカっとする。
お姉さまに額の傷を「―すっごく素敵じゃないの」と言われた穂村が無邪気な笑顔をする。
キレイな終わり方にしてくれてありがとう作者さん…。

ミズキは相変わらずユウマ一筋。
決死の愛情表現してるのに、ステージ３のユウマに「きもちわり。」と言われてショックを受けるミズキ可愛い。

あやめのピンチに駆けつけた連続のぞき魔「セーラーキラー」、女子高生に扮し女子高のトイレを覗く事をライフワークにする豪の者、それ以上でも以下でもない。
自らの冤罪（？）の過去を利用して助けようと自らを犠牲にするスピリット。カッコいい。

著者プロフィール

出身：愛媛県、血液型：Ｂ型、デビュー：『学舎オーバードライヴ』（マガジンSPECIAL 2004年No.7）、受賞歴：第72回新人漫画賞・入選受賞、作品：『イロコイ』（マガジンSPECIAL 2005年No.2～No.6） 、マガジンKC『CHIMES』全５巻、『この彼女はフィクションです。』全４巻。

「2014年 『リアルアカウント（1）』 で使われていた紹介文から引用しています。」