少年の残響(2) (シリウスKC)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065114780

作品紹介・あらすじ

アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では子供たちに勉強と合唱を教えるギムナジウム。彼らの歌声は、人々へ捧げられる癒やしの調べ。しかしその歌にはもう一つの意味があった、それは――。

ルームメイトの粗雑さに心かき乱される者、下級生思いの上級生、厳しい先生、飄々とした転入生……。少年たちは、刹那と永遠の間にあるものが成長であるとまだ知らない――。

感想・レビュー・書評

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  • この作品は,ギムナジウム・合唱・セーラー服・半ズボン・少年の身体美・少年愛的描写等々,「風と木の詩」に代表されるようないかにも少年や少年愛をテーマにした作品であるのだが,その中でただ少年による大人の殺害シーンが非常に異質に感じられる.殺害に関わることは,演奏旅行(ツアー)や演目表(プログラム)といった言葉により比喩的に示されるのだが,これは殺害を比喩的に示しているのではなく,逆に殺害の方が比喩なのかもしれない.大人とは少年の死を表す.

  • フェチい。そうなったのか、が多かった。辛さ。

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