- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065126066
作品紹介・あらすじ
俺は、彼女に、メイクをすることになった──。小早川はクラスの日陰者。休み時間は寝たフリ…。クラスメイトには名前も憶えられてない…。だが、ある夕暮れ、小早川はクラスの人気者・星野海咲の誰も知らない素顔を知ってしまう! そして、その日その時こそ、小早川の、星野の秘密を守る波乱の日々の幕開けだった! 秘密を抱えた少女×退屈に生きる少年──二人が紡ぐ“日常革命系ボーイ・ミーツ・ガール”!!
高2最後のイベント《粧歩祭》──。その中で誰もが、胸の痛みに向き合う。加納も、松方も、高橋も、雪姫も、莉穂も。そして、星野と小早川も。長く、短い、傷だらけの「一年間」が終わり、そしてまた始まる! 「星野、やっぱりお前のせいだ──」。周囲と噛み合わない不器用な者たちの青春群像劇、ここに完結!
感想・レビュー・書評
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なかなか完成度の高いラブコメだったと思う。
ありがちだけど
最後に詰め込んだ感があったのが少し残念!
でも、
終わり方は個人的には好きな終わり方で良かったです( ´∀`)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わりと綺麗に終わったのではなかろうか
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完結した。後半は登場人物が増えて駆け足になってしまったかなーという気もするけれど、改めて考えると、いろんな奴がいてそれぞれ違うものの見方が、どれが正しいでもなく並列しているということを伝えるために必要だったのかも。あとこの作品はやはりメイクという魔法的装置とそれをもたらしもたらされるふたりの倒錯した関係(を少年誌で描くというところも含む)が光っていたのが後半はあまり関係なくなっちゃったのが個人的には残念かな(この関係をめぐる物語としては6巻くらいがピーク)。なにはともあれ次作にも期待しています。
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いわゆるラブコメながら、ヒロインと主人公の間に特定のテーマがあって、そこが面白い。
で、最初の方はうまい具合に働いて面白く読めていたのだけど、最後は、ヒロインが秘密をカミングアウトして、、、みたいな話でちょっと微妙。
このキャラを出した意義は何だったの?みたいなところもちらほら。
結局の所、最初の導入はよく練れていたけど、続けていくうちにだんだん微妙になってきて、終わった、というところだろうか。 -
6巻までマガポケで無料だったから読み始めたら止まらなくて、結局勢いで買って全部読んでしまって、am3時に泣いている。
自分が感じたことのある学校生活への憧れや不安、嫌なこと楽しいこと、なんかそういうものが詰まってキラキラひしめき合っている本だった。
いまは私も「大人」になってしまって(というかさせられてしまって)どこか自分を諦めているところがあるけれど、小早川くんと星野さんを見ていると、「もっと自由に手を伸ばしてもいいんじゃない?」と思わせられる。
そんな、勇気や励ましの気持ちをいっぱいもらえる本でした。
ああ、どうしようもなく好きな本がまた増えたなあ。
ありがとうございます。大好きです。 -
粧歩祭で莉穂と話し合おうとする星野。
歩きながら語るというより、探し回って見つけて話し合うという感じでした。
イベントに乗っかって語り合うって感じではなかったのがちょっと予想外。
でも語るべき人達はちゃんと話せて、決着を付けていてすっきりしました。
2人が別れる必要性はよく分からなかったけど、ちゃんと再会するところまで描いてくれたので気持ちよく読み終えられました。
登場人物それぞれの立場や物の見方などがきちんと描かれていて、読み応えがありました。