エルフ湯つからば(1) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 72
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065126738

作品紹介・あらすじ

『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』や『ライカンスロープ冒険保険』の西義之による新境地! 冒険には心強い仲間や強い武器も必要だが、傷ついた時の癒やしも重要である。浸かればあらゆる疲れや汚れを洗い流してくれるという幻の移動温泉「エルフ湯」。たった一人で温泉を率いる番頭・ユフは、懸命に冒険者の「癒やし」のために風呂を入れてくれるという……。異世界を舞台に繰り広げられる、まったく新しい冒険物語、開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 屋台の露天風呂を引いて商売しているエルフと、周りの客の話。それぞれ話に繋がりは無いようだが、最終話を見て今後何らか繋がりが出てくるのか気になった。丁寧に描かれた植物の種や薬草。そしてマモノといった要素を見るとムヒョを意識してしまうが、おどろおどろしさは無く、アクはあまり感じられない。受ける印象がかなり違って驚いた。

  • 日々過酷な迷宮に挑むボウケンシャーの、ありとあらゆるダメージを取り除くという伝説のエルフ湯。その効能たるや1分浸かれば体力全快、5分浸かれば夢の世界というまさに伝説。利用料金は破格の50G。
    ちょっと、そこの守銭奴妖精や糸目のホテルマンは直ちに正座しなさい。つーか、お前らこそエルフ湯浸かって、心の悪いところも癒してもらいなさい。
    お前らのおかげで、何度苦汁をなめたことか。

    そんなエルフ湯の番頭エルフのユフ。彼女が癒しの能力を得る代わりに失ったものとは?という謎の提示で1巻終了。
    「お前が闇を覗くとき、闇もお前を覗いているのだ」さながらのシーンがぞくぞくさせてくれて好きです。
    ただ、このシーンを思い出しながらでは、お風呂入れないよ。

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著者プロフィール

12月27日生まれ。東京都出身。多摩美術大学美術学部デザイン科染織デザイン専攻卒業。 美術系予備校の立川美術学院の元講師。 小畑健、村田雄介のアシスタントを経験後、2004年(平成16年)から『週刊少年ジャンプ』にて「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」を連載、2008年14号にて終了。

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