「生命多元性原理」入門 (講談社選書メチエ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065130261

作品紹介・あらすじ

なんで地球にはこんなやたらに生き物がいるんだろう?
遺伝、発生、進化……なんでこんな複雑なシステムができたんだろう?
それには深いわけがある!

 「多様性」をキーにして、DNA組換えやエビジェネティクス、進化や発生の原理など、最先端生命科学のキモを明快に解説。さらに、いま注目の新技術「CRISPER」や非コードDNAの科学的意味がジャック・デリダの思想と響き合うことの発見まで、最新の生命像と現代思想との共鳴させながら、根源的な「多元性」の原理へと読者を誘う。
トップランナー研究者による驚異の生物学入門!

【本書の内容】
第一章 地球生命史と生命多元性
第二章 DNAから考える
第三章 究極的目的から考える
第四章 「個体」と「発生」から考える
第五章 生命の多元性、人間の多元性

感想・レビュー・書評

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  • 種の多様性だけでなく、DNAの多様性や、生物の発生のメカニズムにも触れられていて、タイトルから想像するより面白い内容だと感じました。
    私も初心者の一人ですが、充分興味を持ちました。
    ただ最後の、人間社会での多様性についての議論は興味が湧きませんでした。

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著者プロフィール

1962年東京生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所研究員を経て、現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門は分子生物学、遺伝学、構成生物学。Invitrogen‐Nature Biotechnology賞(ベンチャー部門、2006年)、文部科学大臣表彰・科学技術賞(研究部門、2007年)をそれぞれ受賞。書著に『エピゲノムと生命』(ブルーバックス)、『自己変革するDNA』(みすず書房)など。

「2018年 『「生命多元性原理」入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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