新装版 銀行支店長 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065136270

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    少々主人公の考え方が古くて違和感。今は、働き方改革の最中なので。
    ドラマが良くできていた事がわかった。

  • とある銀行支店長の一人称で語られる物語。
    トラブル続きの支店長の日常が語られているのですが、情景にしろ、本人の心象にしろ、とにかく描写がくどくて、あまり好きな文体ではありませんでした。おじさんの長い愚痴をずっと聞かされているような。
    池井戸潤氏の描く勧善懲悪で爽快感を得られるようなドキドキの金融モノを勝手に期待していたのがいけなかったです。

  • 1992年に単行本として出版され、文庫新装版として発行されたのが本書。『集団左遷』と対で書店に平積みを購入。日曜ドラマの「集団左遷」の原作とのこと。しかし、ストーリーも色合いも、TVドラマとは異なる……。
    舞台は、表題通り銀行の支店。吸収合併した側のエリート行員が、吸収合併した本丸に支店の支店長として、支店の再建、部下の意識改革に奔走する。上手く回り始めた支店だが、大きな問題に巻き込まれる。その行く末は?

  • 昔に書かれた小説だから仕方がないが、古臭い。
    スカッと感もない。池井戸潤の巧さを再確認。

  • 2019/4/7-4/13

  • 書かれた時代が古いからか、主人公は古い考え方をする。というか、登場人物みなそうだ。しかし読みやすい。

  • 考え方も古くさいし、あれでなんで人望があるのかわからない。一昔前の今や偉そうなリーマンなんて、あんなもんなんだ。

  • バブル崩壊前後の時代の作品なので、あの頃の銀行の支店長はいかにもこんな感じの人が多かったのかもしれないが、どうにも主人公に魅力を感じなかった。
    仕事は出来るのかもしれないが、顧客に対する愛情が全く感じられない。ただただ、次は何の契約をさせてやろうかとそんなことばかり考えているように見える。

    半沢直樹は常に顧客目線で考えているから魅力的なのだ。
    本来の銀行のあり方というのは、それが一番大切だと思う。
    でも、この支店長は、営業成績を上げることが一番大事であり、部下に教えるのも常に銀行目線。
    だから、詐欺なんかにあうんだ!自業自得だと思ってしまった。

  • 2019_02_15-016

  • 今年(2019年)福山雅治主演でテレビ化される原作本、今から27年前に書かれて本である。時代背景が古い分(スマホもない)少々苦笑するが内容は今でもサラリーマンにとっては胸中にささる内容ではあったと思う。だだ池井戸潤に浸しんだ自分には少し物足りない内容ではあったと思う。テレビ化になるにあたりどの様な脚色がされるか楽しみである。少し時間をおいてもう一冊の原作の集団左遷を読むとしよう。

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著者プロフィール

1946年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。都市銀行、出版社を経て、’83年作家活動を本格的に始める。政治、経済などを題材にしたフィクション、ノンフィクション両方で健筆をふるっている。『銀行支店長』と『集団左遷』が2019年4月からのTBS日曜劇場「集団左遷!!」のドラマ原作に決まる。近著に『ジャパン・プライド』『起業の星』『新天地』『定年待合室』など。

「2020年 『リストラ事変 ビジネスウォーズ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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