集団左遷 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065137574

感想・レビュー・書評

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  • 最近ドラマでやっていた、不動産会社で集団左遷された50名、期日までに10億円売れるか?主人公が徐々に熱い気持ちを取り戻し、部下とともに売り上げ達成を目指すところや、日記で振り返りながら実際で物語が進んでいくパターンは新鮮でとても読みやすい。
    しかし!池井戸潤作品みたいな逆転スッキリを期待していたら、がっかりというかめちゃくちゃ消化不良。超むかつく副社長を倒せず、やけ酒飲んで車に轢かれて死ぬとは・・・。
    滝川ってやつが花沢のスパイ行為を最後まで主人公に言わないで自分はちゃっかり事務の春子とできちゃって、こいつが戦犯。
    とにかく最終章直前までは面白いけど最後でだいなし。
    調べたらドラマはだいぶ改変されててスッキリ終わるみたい、ドラマ見ればよかった。

  • 途中までは面白く読めましたが、最後はえらく淡白な終わりかた。ドラマの内容とは全く別物

  • 最後、すっきりしなかったですね

  • 池井戸潤に似たような背景の作品だが、『倍返し』的な勧善懲悪な内容ではないので最後はモヤモヤしたまま終わってしまった。
    一気に読み終えたいという本ではなかった。
    『銀行支店長』が原作本でドラマ化されるという事で気になって読んだが今の時代背景とは異なるので、バブル崩壊を知らない世代にはなかなか受け入れ難いのでは無いかと感じた。

  • ドラマ化されて、本屋の話題コーナーに置かれていたので読んでみました。
    途中まではどうなるのかとハラハラしながら読めたのですが、終わり方が釈然としないものでした。

  • 1993年に単行本として刊行され、その後、新装版の文庫として発行された。
    TVドラマの原作とのことだが、全く別物というのが偽らざる印象。
    バブル景気が弾け、不動産不況に陥るなか、不動産会社の人員整理の方策として設置された部署、これがまさに集団左遷先となった新設営業部署。解雇したい会社側、年齢的にもそれぞれの家庭事情を抱える年代の左遷された人員たち。そこから、何かが動き始めるのか?

  • ドラマにもなった社会派小説です。娘が持っていたので借りて読んでみました。ちょっと前に流行った半沢直樹風な物語です。ひさしぶりにスマホの発明される前の時代の小説を読みました。モヤモヤしながら終わってしまったのが残念。

  • 読後に爽快感あれば

  • 毎週日曜日に放映中のドラマに影響されて一気読み。銀行の話かと思いきや、そもそも不動産屋の話やないか!と突っ込みたくなる気持ちを抑え、何とか読了。序盤から中盤にかけては手に汗握る展開だったけど、最後の終わり方が何だかイマイチ。面白さ、小説<ドラマってなることを信じて、とりあえず毎週日曜日のドラマは見続けよう。

  • 「テレビドラマになったみたいだから面白いのかな?」の単純な理由で読みはじめたが、心が痛いままで終わってしまう展開に唖然…。

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著者プロフィール

1946年東京都生まれ。東京大学経済学部卒。都市銀行、出版社を経て、’83年作家活動を本格的に始める。政治、経済などを題材にしたフィクション、ノンフィクション両方で健筆をふるっている。『銀行支店長』と『集団左遷』が2019年4月からのTBS日曜劇場「集団左遷!!」のドラマ原作に決まる。近著に『ジャパン・プライド』『起業の星』『新天地』『定年待合室』など。

「2020年 『リストラ事変 ビジネスウォーズ2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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