- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065137642
作品紹介・あらすじ
新人類と呼ばれ、高い実績と歯に衣着せぬ言動が常に注目されていた著者が、尊敬してやまない王貞治会長の依頼で福岡ソフトバンクホークスの監督になった。1年目は力強い個性派集団をそのまま連覇に導くも、2年目でまさかの2位、3年目で圧倒的勝率の日本一を奪還するも、4年目に故障者が続出し、シーズン中盤まで3位に甘んじていた。2018年8月に著者の中でおこった心境の変化、それにともなう言動の変化に、チーム全体が呼応し、リーグ2位から逆転の日本一を勝ち取ることになる。そんな野球ドラマの真ん中にいる著者の素直な語りから、50代男性の苦悩と気づきが激しいペナントレースを勝利に導くさまが、リアルに描き出される。誰もが知っている野球ドラマを思い返しながら、著者の人柄に触れて、自分の生活と人生を省みることになる。特に同世代の読者には、大きな共感と、自分の人生で何かを乗り越えようとするとき、強い後押しを託される1冊。
感想・レビュー・書評
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あまり入ってこなかった。
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ものすごく僭越だけど、監督として工藤さんが直面した苦悩や気づきが今の自分にものすごくタイムリーで、最高のタイミングで読みました。
見ること、認めること、そして学び続けること。結局は自分の姿勢。正しさより幸せ。
どんな時代もチームにとって必要なのは結局は人。
手元に置いときます。 -
2019.11.4
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学生時代、練習に来るOBを見て、人生4周か5周すると「もう人は変われないんだ」と感じたことを覚えてる。歳をとると人は学習することをしなくなり、過去の栄光にすがるものなのだと愕然とした。社会人になると、必ずしも大人全員がそうではなく、練習に憂さ晴らしに来るOBはあまり会社でも出世してなさそうだぞと、おぼろげながら見えてくるものがある。とは言え、50を過ぎて新しいことに挑戦したり、自己改革を続ける人もさほどいない。
そこにきて、このタイトルはある意味衝撃だった。55歳で自己改革。しかも第1章は「反省」。55歳にして自ら省み、非を認め、そして成長しようとする。まだ夢もあり志も高い発展途上の55歳は、人生100年時代の新たな指導者の手本となって球界に改革をもたらすことを願おう!私も55までは、まずは頑張ります! #npb #sbhawks #甲子園 #高校野球 #リトルリーグ #野球 #yakyu -
読了