バック・トゥ・レトロ 私が選んだもので私は充分

  • 講談社
3.34
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本棚登録 : 482
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065141151

作品紹介・あらすじ

自ら実践する「シンプルな生き方」を発信し、フランスをはじめ欧米やアジア各国で、著書が累計250万部を超えるベストセラーに。
本書で綴られているのは、昔を懐かしみ、ただ肯定するというのではありません。より良い運命の軌道に乗る秘訣です。
過去のよい記憶として残っているものは、イコール、シンプルな生き方と言えるでしょう。ネット社会がきっかけでしょうか。格差の広がりのせいでしょうか。ただ平安でいるのが難しい現代。あふれるようなものや情報を、「良識」をヒントにさっぱりと仕分けするのです。
本書で、人間を中心とした豊かな生活に回帰しませんか。

「ネット社会のなかで自分を耕す時間の使い方」「今も愛されるクオリティの高いものと人とのやさしい関係」「豊かな衣食住を実現する極意は『良識』であること」「楽しく暮らすことを目標にする不幸に気づく」「情報社会で自分をなくさない『プレーン』というキーワード」、などなど。
あなたが、今このときを幸福で満たすために、ドミニック・ローホーがアドバイスします。

感想・レビュー・書評

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  • 章ごとに分かれており、1つのテーマの文章量が少ないので気軽に読めます。
    哲学者や有名人の言葉を多く引用してあり、引用元の本を読んでみたい。
    少し過剰かと思う部分もあるが、総じて心が軽くなる良い本だった。

  • 私たちは常に、次へと将来に目を向けて目標を掲げている。しかし、それは現在を充分に満喫することを妨げている。
    楽しみを日常の中から見つける工夫をしよう。
    1日何もしない安息日を設ける自由を許可するべき。
    後悔しないための秘訣は、自分がえらんだものは良いもの。私が選んだもので私は充分。と言い聞かせること。

    良識とは、流行、新しいものの熱気に負けないこと。あるがままの自分に満足すること。

    幸せな人生の秘訣は、自分の能力と興味に見合った仕事をすること。

    p128

  • 2回目。これからも、何度も読みたい。

  • 足るを知ることが大切。
    いつでもデジタルで繋がることが出来るようになった私たちは目先のことを考えがちだが、今生きている瞬間を意識し、リアルをより大切にするべき。

  • 自己肯定感の低さに悩んでいたとき
    他人と自分の成功を比較し過ぎて 自分の無能さに落ち込んでいたので
    この本のタイトルにどうしようもなく惹かれた。
    自分で選んだもの以外も欲しくなってしまうし、人から認められたくなってしまう。
    冷静さを欠いてしまうと、とんでもない不安の闇に覆われてしまう。

    たくさんのものを欲しがることなく、
    自分の欲しいものを必要最低限 理解して自分の周りに置いておくこと。
    案外それが難しい

    置かれた状況を幸せだと思えないのは
    自分が幸せだと決める状況が存在しないからなのでは?

  • 今私が気になっているテーマである「アナログ回帰」の大切さについて触れている著書。
    掃除をする、朝時間割を作る、自然の中に身を置くことの大事さを改めて感じることになった。

  • 古き良き物や考えの話しが書かれていた。
    手放す事がまだ出来ていない私にとって、まだ読むには時期尚早のように感じて半分くらい読んで諦めた。
    京都清水焼の宝瓶(ほうひん)のことを知れたのは良かった。

  • 6年ぶりぐらいにローホーさんの本を読みました。大変よかったです。
    初期の本はストイックで完璧主義的なところもありましたが、この本ではタイトル通り、足るを知ることがより強調されていました。

  • 今あるモノに感謝して、余計なことはしない。

  • 心の隅に疑問葛藤いろんな感情があるんですよね
    でもその答え見つからない見つけられないから
    もがいて過ごすことも多々あるんですよね
    そんな人生赤ちゃんな私でも
    思い考えることは沢山ありますよね

    よねばっかりですね

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著者プロフィール

ドミニック・ローホー――著述業。
フランスに生まれる。ソルボンヌ大学で修士号を取得し、イギリスのソールズベリーグラマースクール、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教系大学で教鞭をとる。アメリカと日本でヨガを学び、禅の修行や墨絵の習得などをとおし、日本の精神文化への理解を深めてきた。フランスはもとより全世界で著書がベストセラーに。『ゆたかな人生が始まる シンプルリスト』『シンプルに生きる 人生の本物の安らぎを味わう』(以上、講談社+α新書)、『シンプルだから、贅沢』(講談社)ほか、日本でもその著作は大きな支持を得ている。

「2022年 『成熟とともに限りある時を生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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